最後の言葉を前向き変えていくこと

    みなさん、こんばんは。

    心理カウンセリング 空の関口です。

     

    前回の記事の続きです。

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    私達は心の中で無意識の口癖を言ったあと、その口癖の言葉を補完するような言葉を連想してひとつの意味をつくりあげています。

    「どうせ」という言葉の後に、皆さんはどんな言葉を使いますか? 

    どうせ、私にはできないから・・

    どうせ、無駄だから・・

    どうせ、意味ないから・・

    きっと、「どうせ」の言葉の後には自然と何かをあきらめる言葉が出てくるのではないでしょうか?

    では、なぜ「どうせ」の後にはあきらめる言葉がでてくるのでしょうか?、それは「どうせ」の言葉の意味にあります。

    1.経過がどうであろうと結果は明らかだと認める気持ちを表す語

    2.あきらめや、すてばちな気持ちを表す語

    ~goo辞書より引用~

     もし、「どうせ」という言葉が無意識の口癖になっている人は「どうせ」から連想された”あきらめる言葉”を使い「どうせ、私にはできないから・・・」と意味をつけてあきらめてしまいます。

    日頃何気なく使っている心の中の口癖が自分の思考や感情を作り上げています。

     
     では、どうして、無意識の口癖が感情にまで作用されるのでしょうか?

     

    それは、人の心は、言葉の最後の意味を受け取るからです。

     よくある口癖の「でも」の使い方で例えるならば、

    1.私は頑張った、でも、私には出来なかった。

    2.私には出来なかった、でも、私は頑張った。

    上記は同じ言葉を使った文章ですが、どちらの言葉が前向きに感じられるでしょうか?

     

    きっと、2番の言葉の方が前向きに感じられるのではないでしょうか。

    人の心は、言葉の最後の意味を受け取り、最後の言葉の意味が感情に影響をしています。

    よって、大事なことは、最後の言葉を意識的に肯定化していくことです。

    最後の言葉が肯定化されていくことで、物事を前向きに考えられるようになるからです。

    マイナスな口癖が出てきたときは、意識的に言葉を切り替えていきましょう。

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