みなさん、こんにちは。
心理カウンセリング空の関口です。
物事は自分の思いどおりに進まないとき「自分はダメだ」「自分はできない」など、自分に対してネガティブなイメージを持ってしまうときがあります。
その「ダメな自分を」変えたくて、いろいろと学んで新しいことをやってみても「ダメな自分」を変えようと努力するけれど、「ダメな自分」を変えられない。
そういうときはダメな自分を受け入れてから新たな1歩踏み出すことが大切です。
今日は「ダメな自分を受け入れて、新たな1歩を踏み出そう」について書いていきます。
ダメな自分を受け入れて新たな1歩を踏み出そう
生きていると、物事が自分の思ったとおりに進まないときがあります。
うまくいかないことが続くと「自分はダメだ」「自分はなにも出来ない」などと自分にネガティブなイメージを持ってしまう。
自分で自分にネガティブイメージを持ってしまうと、見える世界、いろいろな出来毎がネガティブに見えてしまい、さらに自分はダメだと思い込んでしまう。
そんな「ダメな自分」を変えたくて、「自分を変える」「自分を好きになる」「自己肯定感を上げる」セミナーなどを受けても、なかなか自分を好きになれず自分にOKも出せない。
以前、私もそんな時期がありました。
自分で自分をダメだと思い込んでいるから、何をしても自信が持てない。
自信をもないから物事はうまく進まず、さらに自分はダメだと思い込む悪循環でした。
私も「ダメな自分」を変えたいと思い、いろいろなことを学びましたが、どうしても自分に自信を持てず、自分自身OKを出せずに苦しんでいました。
どうしたら「自分にOK」を出せるのか「自己肯定感を上げて自分を好きに」なるのだろう~と考え続けたとき、ふっと1つのことが思いつきました。
それは、ダメな自分をそのまま受け入れるということ。
これまで「ダメな自分」を変えようと努力してきましたが、それは心の奥底では「ダメな自分を否定している」状態でした。
心の奥底で自分を否定している状態で、なにかを学んでも、自分を変えようとしても、必ず最後は自分を否定するような壁にぶつかってしまう。
数学で例えるならば、合計がプラスになるように、1つずっとを足してきたけれど、最後にマイナスを掛けられて、マイナスの合計になってしまう感じ。
どうやったら心の奥底にあるダメな自分を変えられるのか、どうしたら最後にマイナスのかけ算をなくせるのか、考えたついたのが「ダメな自分をそのまま受け入れる」ということ。
まずは「自分はダメだ」「自分はできない」というネガティブな気持ちを素直に受け入れること。
いったんネガティブな気持ち素直に受け入れたうえで「ダメな自分でいい、できない自分でもいい、でも、その状態でできることは何だろう」と考えてみる。
ダメな自分でもできそうなことが見えてきたら、それを実際に行動してみる。
自分を否定した状態でできることを考えると、必ず少しだけしんどい行動になることが多い。
でも、しんどい行動だからこそ勇気を出して1歩踏み出してみる。
きっと最初はうまくいかない。うまくいかないからまた自分にダメ出しをしたくなる。
それでも、少しだけしんどい行動を続けていくと、必ず結果を伴うタイミングが訪れる。
そのタイミングでしっかり「自分はよくやった」と心から自分を認める。
少しずつの行動と結果が掛け合わせることで、素直に自分にOKを出せるようになる。少しだけ、自分に自信を持つことができる。
数学に例えるならば、マイナスのことを1つずつ積み足して、最後にマイナスを掛けたら、結果的にプラスの合計になる感じ。
今はダメな自分でいい、でも、ダメな自分でできそうなことを1歩踏み出してみよう。やがて心から自分にOKを出せるようになるから。
まとめ
自分のことを「自分でダメだ」と思うのはつらいことです。
でも、実は「自分をダメ」だと思いこむことで、これ以上、自分を傷つくことがなくなります。
心の中で、ダメな自分がなにやったて、どうせダメだからという結論になるからです。
でも、自分をダメだと思っていたら、自分をとおして見える世界がすべてダメに見えてしまいます。
私たちは心と体と思考と感情を通して世界を見たり感じたりしています。
せっかく素敵な世界に住んでいるのに、その世界をダメだと思い込んで見ていてはもったいない。
もし、今自分をダメだと思っているであれば、まずはダメな自分をそのまま受け入れよう。ダメな自分にそのままOKを出してみよう。
そのうえで、ダメな自分ができそうなことからはじめてみよう。
この宇宙は、マイナスとマイナスを掛け合わせるとプラスになるのだから。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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