カウンセリングコンセプト

心理カウンセリング空のカウンセリングコンセプトは、心の成長をサポートすることです。

私がうつ病になったとき、うつを治すことではなく自分の心を育てることに専念した結果、自然とうつを克服した経験から、悩みや問題を乗り換えるには、心の成長が不可欠だと気づいたからです。

アインシュタインも「いかなる問題も、問題をつくりだした同じ意識によって解決することはできない」と語っています。

心が広がり成長し自分(意識)が変わることで、これまでの悩みや問題を乗り越えることができます。

一時的に悩みや問題を解決しても、あなたの心や意識、行動が変わらなければ、また同じようなことで悩んでしまうものです。

よく「カウンセリングを受けてたときは楽になれても、また同じようなことで悩んでしまう」というお話をききます。

それは、目先の悩みを解決しただけで、その時に自分の心が成長していないからです。

だから、心理カウンセリング空では、心の成長をサポートするコンセプトでカウンセリングを行います。

コンセプトの「心の成長」をコップに例えて解説します。

心が成長しないと、悩みが繰り返される理由

悩みやストレスが増えると心のコップがいっぱいになる

心のコップ

心は抽象的であるため、心をコップに例えて解説をします。

私たちは、誰もが悩みやストレスを抱えながら生きています。

悩みがストレスが小さいうちは、自分で解消することができますが、悩みやストレスが大きくなると、悩みとストレスで心のコップはいっぱいになります。

コップがいっぱいになると、次々に入ってくる悩みやストレスに対処できず、自分でもどうしていいかわからなくなります。

その状態になると、漠然とした不安や恐れを感じ、新しく何かをする気力も起きず、いつもマイナスのことばかりを考えてしまう。

心が悩みやストレスで溢れたとき、人はうつ病になるのかもしれません。

心のコップ

薬だけでは悩みは解決できない

心が悩みやストレスでいっぱいのとき、うつ状態になったとき、漠然とした不安を感じるようになり、自分から動くこと(変化)も恐いと感じるようになります。

不安感が強くなると何をするにも恐さを感じてしまい、物事を思い通りに進めることができなくなり、自信を失い、現実がつらくなっていきます。

私もうつ病になったとき、つらい現実と不安を解消するために、心療内科に通い抗うつ薬を飲んでいました。仕事のプレッシャーで不安感が強いときは、強い薬を飲んで不安を和らげようとしました。

確かに、薬を飲むことで、不安やストレスは感じづらくなったと思います。

では、つらい現実は変わっていないのに、どうして薬を飲むと不安は和らぐのでしょうか?

これは体験に基づく個人的な見解ですが、心のコップに薬を入れることで、心(感情)を揺れ動かないようにするからです。

心のコップ

心(感情)が揺れ動かなければ不安は和らぎますが、心が揺れ動かなければ『うれしい』ことや『楽しい』ことも感じられなくなります。

強い薬を飲むとボーッとするのは感情が揺れうごかなくなるからです。

薬を飲むことで不安は和らぎ心は安定したように思えますが、コップの中の悩みとストレス、入ってくる悩みとストレスも変わっていません。

心のコップ

薬で心(感情)が安定した=うつが治ったと判断しても、根本的に心が変わっておらず、つらいと感じる現実も変わっていないから、うつは再発してしまう。

不安やつらい感情をどうにかするのではなく、不安やつらいと感じる根本原因に気づかないと、悩みは解決できず、強いストレスを感じ続けてしまうのです。

話しを聞くだけのカウンセリングは効果がない?

「心理カウンセリングを受けた後に気持ちが軽くなっても、日常に戻るとすぐに落ち込んでしまう」というお話をよく聞きます。

きっと、そのカウンセリングは「話しを聞くだけ」「心を癒やす」だけで終わっているからです。

心のコップ

心のコップで例えると、カウンセリングで話しを聞いてもらうことで、心は一時的にスッキリして悩みや問題も解消したように感じられます。

しかし、一時的にスッキリしてても、日常で感じている悩みやストレスが変わっていないと、また同じようなことで悩みコップはいっぱいになり、カウンセリングを繰り返すことになります。

表面的な悩みやストレスを解決しても、心に入ってくる悩みやストレスとコップの大きさを変えないと、同じようなことで悩んでしまうのです。

カウンセリングの目的は心の成長をサポートすること

心のコップ

心理カウンセリングの目的は、心の成長と精神的な自律・自立をサポートすることです。自分が自分らしく生きられるようにすることです。

心が広がり成長すれば、今までの悩みやストレスは相対的に小さく感じられます。また、精神的に自立することで、心にゆとりがうまれ悩みやストレスを感じたときに、自分で落ち着いて客観的に物事を考えることができるようになります。自分にも人にもやさしくなれます。

心理カウンセリング空では、心が成長できるように主に3つのステップでカウンセリングを行います。

カウンセリングの3ステップ

初期フェーズ

カウンセリングの初期段階では、対話やワークをとおしてコップにたまっている悩みやストレスをクリアにして、心にゆとりをつくります。

心にゆとりができることで、客観的に物事を考えることができるようになります。

カウンセリングの初期段階

中期フェーズ

カウンセリング中期では、認知行動療法・論理療法などのアプローチで「自分はなぜそのことが悩みなのか?、どうしてストレスに感じるのか?」など自分の心の深いところにある原因(価値観・記憶・思考癖・考え方)などを見つめなおします。

カウンセリングの中期段階

後期フェーズ

カウンセリング後期では、悩みやストレスを感じていた原因を理解(気づき)していくと同時に、悩みの解決ではなく、理想の実現に向けての行動を設定します。

悩みの根本原因を理解し、本当に望んでいることに1歩踏み出せたとき、今までの悩みはもう悩みとは感じなくなっています。

そして、行動を続けることで、心は広がり成長して心は安定していき、薬を飲むこともカウンセリングを受け続ける必要もなくなります。

カウンセリングの後期段階

また、心の成長プロセスを自分で理解できるようになれば、これからの人生で直面する、悩みや問題も自分の力で乗り越えていけるようになります。

心の成長とは、心の器を広げ人間性を向上させること

心を育てること、心が成長することは、心の器を広げ人間性を向上させることでもあります。

心の器を広げることについて、コンフォートゾーンという概念を使いながら以下のブログで紹介しています。

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心理カウンセリング空で提供するサービスは「お客様自身で、悩みや問題を乗り越えられるように心の成長をサポートする」ことです。

誰もが安心して「心の成長」を実感できるように、1回2時間(延長料金なし)と返金保証付きでの対面・オンラインカウンセリング、6ヶ月間の定額制ライフ・カウンセリングを行っております。

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実際にお会いして、ゆっくりお話しをすることで心の変化はより実感できます。

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