みなさん、こんにちは。
心理カウンセリング空の関口剛史です。
カウンセリングの相談内容として「自分に自信を持つにはどうすればいいか?」というテーマになることがあります。
「自分に自信があれば、もっと人と話せるのに」「自信をもっていろんなことができるのに」「もっと前向きに生きられるのに」と思うことが誰にだってあります。
しかし、自分に自信を持つ方法を探しても自信は持てません。
自信とは自分を信じる心のことだからです。
今日は「自分に自信を持つには」について書いていきます。
自分に自信をもつには
「自信を持ちたい」と言うけれど、そもそも自信とはどのような意味なのだろう。
自信
自分の才能・価値を信ずること。自分自身を信ずる心。
~大辞林より引用
信じる
1.疑わずに本当だと思い込む。心の中に強く思い込む。
2.疑うことなく,たよりとする。信頼する。
~大辞林より引用~
「自信が持てたら~できるのに」や逆に「自信がないからやめておこう」と考えてしまうことがある
自信とは持つものではなく、自分で自分を疑うことなく信じる心のこと
自分を信じる心を感じられるようになるには、信じられるような自分になること
あなたが「信じられる人」とはどのような人だろうか?、私が信じられそうな人は以下のような人
- 嘘を言わない人
- 約束を守ろうとする人
- 素直な人
- 心の器が大きい人
- 感情的にならない人
- 問題発生時に逃げない人
- 問題発生時に同じ立場で考えてくれる人
- どんな時も笑顔な人
- 一緒に前向きに考えてくれる人
きっと、人それぞれ「自分が信じられそうな人」はちがう
だから、大事なことは自分が「信じられるような自分」になること
- 自分自身に嘘を言わず、自分で決めた自分との約束を守ること
- 自分の素直な心を表現すること
- 感情的にならず、広い心で物事を受け止めること
- 問題発生時に、逃げたい気持ちをグッと抑えて、自分を否定するのではなく問題解決に向けて前向きに考えること
- どんな時も笑顔でいようとすること
などなど、自信を持てたら何かをしようとするのではなく、自信がないから何かをやめようとするのではなく、自信がもてないからこそ「信じられるような自分になろうとする」こと
そのために日々の自分の心と向き合いながら、信じられるような自分を目指して、今の自分ができそうなことをやってみること
自信とは、自分で自分を疑うことなく信じる心のこと
心から自分を信じられるようになると「自分は自分のままでいい」と素直に認めたうえで、自信が持てなくても「やってみたい」と思うことにチャレンジできるようになるから。
まとめ
自分に自信が持てないと思うとき、どうしても自信を持つ方法を探してしまいます。
しかし、自信とは自分を信じる心のことで、持つものでありません。
自信がなくてもいい、失敗してもいい、それでも「自分を信じる心を感じることで」ことで「自分を信じる」という信念を持つことができるのだと思います。
まずは、自分が自分で信じられるように、自分を信じる心を育てていきましょう。
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