2月10日の日曜日、ファームで、
「みんなでいただきます。」イベントを開催致しました。
真っ青な冬空の下で風もなく、とっても恵まれた天候のなかで20名の方にご参加いただきました。
かんたんな自己紹介のあと、さっそくお昼ご飯の食材の収穫体験から。
みんなで鶏舎のなかにはいり、産みたてのあたたか~いを卵とり。
つづいて、畑で野菜の収穫体験。
ごぼう抜きチームとおふくろ大根抜きチームと 葉ものと赤倉かぶ収穫チームにわかれて、お昼ご飯の野菜を収穫しました。
農場スタッフの勝さんから収穫方法を聞いてから、地に深くまっすぐ伸びるごぼうと、4本のスコップで格闘。
さあ、ごぼうを折らずに収穫が出来るかな?
大きくて、根に向けて膨らむ”おふくろ大根”上手に収穫できたね。
ごぼう抜きと大根抜きは子ども達に大好評。
抜くのが難しいものほど、抜けたときのよろこびと、食べたときの味わいがあるのかもしれませんね。
収穫した野菜を料理開始。
野外キッチンで調理をする人。
斧で薪を割る人。
かまどに火を起こす人。
大人も子どもも、みんなが出来ることを協力し合いながら、みんなで一緒になってご飯を作っていきました。
いろんなアドバイスを聞かせていただきました。
羽釜で炊いた黒米入りご飯はどうだったかな?
雑木林の中の即席野外レストランで、
「みんなでいただきま~す。」
食事のあとは、軽い運動。
この後の棒パンのための”竹きり”大会。
子ども達は”のこぎり”を上手に使っていました。
火ものこぎりも斧も、一歩間違えれば危険な道具ですが、
きちんと使えれば、生きていく為に必要な道具になります。
危ないから子ども達から遠ざけるのではなく、
危ないからこそ、きちんと子ども達に使い方をみせていく
必要があるのだな~と改めて感じました。
食器の片付けも終わり、棒パンの竹が揃ったところで、
グループに分かれての焚き火大会。
マッチ2本と新聞紙1枚だけで火を起こす条件でしたが、
みなさん、とっても上手に火が起こせていました。
無事に火がおこったところで、棒パンと焼きマシュマロのお楽しみ。
おいしい棒パンが焼けたかな?
最後はみんなで今日感じたことのシェアタイム。
みなさん、とっても素敵な感想でした。
僕らは毎日、水、電気、ガス、食料など、
全てが整った中で生活があたりまえです。
それが、あたりまえだから、その中にある”豊かさ”を、
つい忘れてしまいます。
今回のイベントでは、あえて水は運んで使い、
電気、ガスなどのエネルギーを使う変わりに、
薪を割り、火を苦労しながらつけて、
泥んこの食料を大地から収穫して、
料理をする体験をしていただきました。
今回のイベントの体験をとおして、
何か1つでも気づいたこと感じたことがあれば、
とっても嬉しく思います。
参加していただいたみなさん、
どうもありがとうございました。