みなさん、こんにちは。
心理カウンセリング空の関口剛史です。
前回の記事の続きです。
鶏は、生後5ヶ月目ぐらいから卵を産み始めます。
それは小さくてかわいい卵です。
では、鶏は、何歳まで卵を産むことができると思いますか?
ちなみに、鶏の動物としての寿命は約10年です。
答えは、生後5ヶ月目の産卵開始から約18ヶ月間です。
鶏は、18ヶ月間産み続けると産卵率が低下してきます。
ファームでは、産卵開始から12ヶ月目の”鶏”に換羽(断食)を行うことで、体質改善をはかり産卵期間を24ヶ月に延ばしています。
それでも、安定して卵を産めるのは24ヶ月の2年間だけです。
短いですよね・・・
10年間生きられる”鶏”は、2年で卵を産めなくなります。
では、卵を産めなくなった鶏はどうなるのでしょうか。
最後は私達が食べる鶏肉となります。
私は卵を産めなくなった鶏を鶏肉にする作業のときに「この鶏のいのちの分までしっかりと生きなければ・・・」と思います。
生きていると、いろんなことがおきます。
つらいことや、かなしいこと、病気になったり、思いどおりにならなかったり。
そんなとき、生きていることが苦しい、もう諦めたいと感じてしまうものです。
でも、つらくてもかなしくても、今日も生きていられるということは、”鶏”をはじめとても多くの他の”いのち”をいただくことで今日も生かされているということ。
そして、多くの”いのち”のおかげで、今まで生きてこられたということ。
今日もいつものように何気なく食べる”卵”や”鶏肉。
そこに宿っていた”いのち”のことを思い感謝して、今日いただく”いのち”の分まで「私は今日もしっかりと生きます」と心に感じながら「いただきます」と言葉にすることで、きっと、今日も生きる元気を少し感じられるものだと思います。
コメント
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