04.抗うつ薬では変えられないこと・・・

みなさんこんにちは。

心理カウンセリング空の関口です。

2008年に私は心療内科に通いはじめ、自分の心を安定させてくれる抗うつ薬・睡眠薬を飲むようになりました。

うつ症状で悩んでいる方から「抗うつ薬は飲み続けた方がいいですか?」と質問を受けることがあります。

私は精神科医でも薬剤師でもありませんので薬に対する判断をすることはできません。

そのうえで、私自身の経験としては「抗うつ薬を飲むことで心が落ち着くのであれば、今は飲み続ける」といいと思います。

ただ、抗うつ薬を飲み続けていても、現実はなにも変わりません。

今回は、私のうつ体験記として「抗うつ薬では変えられないこと」を書いていきます。

抗うつ薬では変えられないこと・・・

前回の記事と続きです。

関連記事

みなさん、こんにちは。心理カウンセリング空の関口です。私は2008年にはじめて心療内科に通いはじめました。心療内科にいくとき、まさか自分が心療内科に通うことになるとはという残念な気持ちと、心療内科にいけば不安いっぱい[…]

心療内科で診察が終わり、はじめて抗うつ薬を手にしました。

心療内科から自宅に戻り、抗うつ薬を飲もうとしたとき、私の中では「飲みたくない」という強い抵抗感があり、妻からも「本当にそれを飲むの?」と問われました。

でも、この薬で「今の不安感とうつ状態が治る」のであればと思い薬を飲みはじめました。

それから2週間、次の診察まで抗うつ薬を飲み続けました。

なんとなく気分がボーッとするような感じはありましたが、不安感もうつ状態もなくなることはありませんでした。

それどころか、心の状態は日々悪くなっているとも感じましたので、そのことを素直に主治医にお話しました。

「そうですか、あまり変わりがないですか。薬が合っていないのかもしれませんね、では今回はこのタイプの薬を飲んでみて様子をみましょう。

「あと、気持ちが辛くなったとき用に、こちらの少し強い薬も出しておきますね。なにか強い不安を感じるようなときに、この薬を飲んでください。気分が和らぐと思います。でも、少し強い薬ですので、かなり眠気がでますので注意してください。それではまた次回に経過を教えてください。」と主治医は言いました。

当時の私の心にあった強い不安感の根源は、自分の仕事に自信を持つことができず、どんどん溜まっていく仕事への焦りでした。

今考えると、仕事が溜まっていくことが不安の根源なのに、その不安感を和らげるために、眠気が出る強い薬を飲むことはベストな方法とは思えません。

しかし、当時の私は薬を飲めば、うつ状態や不安感が治ると思ってしまっていたので、少しでも不安を感じるときは強い薬を飲んでいました。

でも、その薬は仕事中に眠気が強くなるもの。結果として自信を取り戻すどころか仕事が溜まっていく一方でした。

3回目以降の診察になると「今の気分の状態はどうか?」と「今の薬が合っているかどうか?」という視点の話しがメインとなり、主治医に今の自分の状況やしんどさを話す機会はなくなりました。

それから、少しずつ抗うつ薬が強くなり、睡眠薬も服用するようになりました。

今の自分から当時の自分へひとこと

はじめて抗うつ薬を処方されたとき、抗うつ薬を飲むことがとても不安でした。

でも、あるときから抗うつ薬を飲まないことが不安と感じるようになっていました。

不安を和らぐはずの薬が、薬を飲まないことを不安と感じてしまう。いつの間にか薬が私の心を支配するようになっていました。

一番最初にも書きましたが、抗うつ薬でご質問をうけたとき「薬を飲むことで心が落ち着くのであれば飲めばいい」と答えていますが、必ずそのあとに付け加えている言葉があります。

それが今の自分から当時の自分への重要なひとことです。

「薬を飲むことで心が落ち着くのであれば飲んでください。ただ、薬は心を落ち着かせてくれるけど、不安やストレスを感じる現実を変えることはしてくれない。だから、薬を飲んで心が落ち着いたときこそ、不安やストレスを感じてしまう現実を変えるために何か新しい1歩を踏み出しませんか?」

当時の私は、うつ状態が薬で緩和されれば、不安感やストレスがなくなると思っていました。

確かに薬は不安感を和らげてくれますが、しかし、不安やストレスを感じてしまう目の前の現実は変えてくれないのです。

そんなあたりまえのことに気づくのに、私は薬を飲み始めてから1年半以上かかりました。

薬を飲むべきか飲まないべきかという視点ではなく、不安やストレスを感じてしまう現実はなにか?

そして、その現実を少しでも変えるために、今の自分に出来ることはどんなことか?という視点を持つことが、きっと一番の心の薬になるのだと思います。

うつを克服する、ライフ・カウンセリング

その後、私はうつ状態を克服するために、哲学・心理学・農業などを様々なことを学びました。

そして、わかったことがあります。それは「心が変わらないとつらい気持ちも変わらない」ということです。

自分の心を知り、そして心を変えていく「ライフ・カウンセリング」を行っています。

ライフ・カウンセリングでは、私自身がうつを克服していくなかで効果があったものを厳選し、約6ヶ月間の継続カウンセリングをとおしてお伝えしております。

うつをきっかけに「心から変えていきたい」「自分を変えたい」と思われているあなたを、心からサポートしていきますます。

続きの記事はこちら

関連記事

みなさん、こんにちは。心理カウンセリング空の関口です。みなさんは、心理カウンセリングにどんなイメージがありますか?きっと自分の悩みや問題を心理カウンセラーに相談して、悩みを解決してくれるところ。そんなイメージがあるの[…]

 

心理カウンセリング空のバナー

私たちは、悩みを抱えると心が狭くなり、考え方もマイナス傾向になってしまい、やる気も失せてしまう。

その状態で「どうにかしよう」と無理に考えても、不安なことやマイナスことばかりを考えてしまい、具体的な解決策を見つけることがむずかしい。

悩みをどうにかしようとする前に、まずは心と思考の整理をして気持ちを軽くすることが、はじめの1歩。

心理カウンセリング空では、会話をとおして心と思考を整理し再び前向きな気持ちと考え方になるように、あなたの心のサポートします。

>心 軽くなるカウンセリング

心 軽くなるカウンセリング

私たちは、悩みを抱えると心が狭くなり、考え方もマイナス傾向になってしまい、やる気も失せてしまう。
その状態で「どうにかしよう」と無理に考えても、不安なことやマイナスことばかりを考えてしまい、具体的な解決策を見つけることがむずかしい。
悩みをどうにかしようとする前に、まずは心と思考の整理をして気持ちを軽くすることが、はじめの1歩。
心理カウンセリング空では、会話をとおして心と思考を整理し再び前向きな気持ちと考え方になるように、あなたの心のサポートします。

CTR IMG