みなさん、こんにちは。
心理カウンセリング空の関口剛史
人生は思いどおりにならないことの連続です。
夢や希望に向かって精一杯努力して頑張ったとしても、夢は叶わず希望どおりの結果にならないことが多々あります。
頑張って努力した分だけ、残念な結果になってしまったとき、「自分はダメだ」と自分を否定したくなるものです。
しかし、どんな結果であれ、頑張った自分を否定しないでください。
今日は「どんな結果であれ、頑張った自分を身と得よう」について書いていきます。
どんな結果であれ、頑張った自分を認めよう
前回のブログで夢や希望について書きましたが、人間は「こうしたい」という夢や希望を描くのものです。
夢や希望とは「いま自分にはできないことだけど、いつかそういう自分になりたいという思い」
人は、夢や希望を叶えるために、頑張って努力して自分を高めていこうとします。
しかし、人生は、頑張って努力をしたとしても、夢や希望どおりになれないことの連続です。
頑張って努力をしてきた夢や希望ほど、それが叶わなかった時の絶望感や挫折感は大きくなり、「もうダメだ」「私には無理だ」など自分を否定するような思いになります。
でも、残念な結果だったとしても、ここまで頑張った自分までを否定しないでください。
頑張ってきた自分まで否定してしまうと、次の希望を描くことができなくなってしまうからです。
結果が伴わない頑張りや努力は意味がないと思う人もいることでしょう。
以前の私もそのように考えていました。
当時の私は、自分にも他者にも結果だけを求めていて、結果が伴えば◎で、結果が伴わなけれ×と判断していました。
あるときから、◎の結果になるように精一杯努力しても、結果は×になることが増えていきました。
そのときから、私の心のなかで「自分はなにもできない」「自分は無能だ」と自分を否定するようになりました。
自分で自分を否定しはじめると、これまで頑張ってきたことも無意味だったように感じはじめ、それが絶望感や挫折感へとつながっていきました。
心は絶望と挫折感でいっぱいになり、夢も希望もなくなりました。
それでも人生は続きます。私たちは今日という1日を生き続けていきます。
絶望と挫折感だけで生きていくのは苦しい時間でした。
しかし、あるとき気づきました。
今日という1日を絶望と挫折で生きるのか、新たな夢は希望を持って生きるのかは、自分で選択できることであることに。
当時の私の経験から、再び夢や希望をもって今日1日を前向きに生きるには、どんなに結果であろうとも、頑張った自分を認めることが大事だと感じます。
人は夢を描くから挫折します。希望を持つから絶望を味わいます。
夢を叶えることは素敵なことだけれど、もっと素敵なことは夢に向かって歩んだ自分と、それまでの日々にあるのではないでしょうか。
どんな結果であれ、自分が精一杯頑張ったと思えるのであれば、その自分をしっかり認めよう。
そのうえ、反省できる点は反省をして、改善できる点は改善して、再び夢や希望を描いて、再び1歩ずつ歩み始めよう。
人生の良し悪しの結果なんて、誰もが死ぬまでわからない。
ただ1つ言えることは、1日1日の積み重ねが人生の結果につながっていく。
だから、今回がどんな結果であれ、頑張った自分を認めよう。
逆に「よくやった自分!」と自分で認められるように、今日も1日少しずつ頑張っていこう。
そうやって、自分で自分を認め、自分を少しずつ高めていくことが、人間としての成長につながり、人間として成長するから夢は叶うものだと思うから。
まとめ
ほんと、人生は思いどおりにならないことの連続で、誰もが挫折感や絶望感を味わうことがあるでしょう。
挫折や絶望感を抱いたとき、自分はダメだと感じたり、すべてが終わったように感じたりするけれど、そんなことはありません。
今回、1つのことが思いどおりにならなかっただけで、あなたとあなたの未来にはまだまだ可能性が残っています。
1つのことですべてをあきらめてしまうのはもったいないことです。
どんな結果であれ、自分が精一杯頑張ったと思えるのであれば、その自分をしっかり認めましょう。
それが、新たな夢や希望へとつながっていくことだから。
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