先の見えない時代の思考法

みなさん、こんにちは。

心理カウンセリング空の関口剛史です。

2020年からの新型コロナウイルスは収まることはなく、先の見通せない状態が続いています。

先の見えない時代では、いろいろなことを考えても答えが見つからないことが多々あります。

それは、経験したことがないことに対して正しい答えなどないからです。

物事を考えるとき、”過去の記憶”から考えるか”未来の想像”から考えるかで、思考プロセスと答えは大きく変わります。

そして、これからの時代は想像と記憶を融合させた新しい思考法が求められてくると思います。

今日は「先の見えない時代の新しい思考法」について書いていきます。

思考の特性

「想像と記憶の思考法」の前に、人間の思考の特性について考えてみます。

人間の思考は、基本的に記憶(過去)← 今 →想像(未来)の3軸で物事を考えられます。

また、思考には、プラス面を考えればマイナス面も一緒に考えてしまう特性もあります。

思考のベクトルを”過去の記憶”に向ければ、いい思い出や成功体験などのプラス体験、失敗やトラウマなどのマイナス体験、これまでの勉強で記憶した知識を、今に引き出すことができます。

思考ベクトルを”未来の想像”に向ければ、夢や希望などのプラス想像、不安や心配などのマイナス想像を、今に描くことができます。

思考を今に向ければ、思考を停止させることができます。

考えることに疲れたとき、瞑想をしたり、マインドフルネスで今に集中したりするのは、思考を止めることができるからです。

しかし、思考を止めると、記憶を引き出すこと、想像することも止めることになります。

凝り固まった思考を1回手放すための瞑想やマインドフルネスはいいですが、思考を止めるために瞑想をすると、これからの方向性を見失うことになります。

オンラインカウンセリング

先の見えない時代の思考法

繰り返しになりますが、人間の思考は、基本的に記憶(過去)← 今 →想像(未来)の3軸で物事を考えられます。

日本では「思考すること」と「記憶すること」がイコールになっています。

子供頃に勉強する学習は、物事を記憶させる勉強法です。幼少期からいろいろな物事や知識を記憶させ、その記憶力と記憶をベースにした理解力を試すためのテストや受験があります。

テストや受験では「頭がいい」=「記憶力と記憶に基づいた理解力がいい人」になっています。

社会が、これまでの常識や価値観で営まれているときは「記憶力と記憶に基づいた理解力」だけで十分に対応できました。

しかし、新型コロナウイルスや大きな自然災害は発生する2021年以降においては、過去の記憶と理解力だけでは対応できなくなりつつあると感じます。

その先の見えない時代においては、未来を想像したうえで、過去から学び、今を考え判断していく思考法が必要になります。

具体的には、まずは未来を想像すること。「自分がこうなりたい」という理想や希望を明確にすることです。

次に、必要な知識や経験・体験などを自分の記憶の中から引き出したり、他者の記憶(その人の体験談や本など)を参考にしたりして、理想や希望を叶えるために必要な情報を揃えていきます。

次に、記憶や情報を参考にしながら、今の自分が少し頑張ればきそうなことを定めて、チャレンジしていきます。

新しいことにチャレンジをすることで、失敗体験も成功体験も含めて新しい記憶となります。

最後に、新しい記憶も参考にしながら、また今の自分が少し頑張ればできそうなことを続けていくことで、未来の想像は現実化していくのだと思います。

ただ、想像と記憶の思考法には注意が必要です。

それは、思考はプラス面を考えればマイナス面も一緒に考える特性を持っていることです。

未来を想像するということは、夢や希望を持てる反面に、将来の不安や心配を感じることになります。

過去の記憶を引き出すということは、成功体験や知識を引き出せる反面に、後悔やトラウマを思い出すことにもなります。

理想や希望を叶えようとする際に、これからの不安や心配を受け入れ、これまでの後悔やトラウマと向き合うことが必要になるときがあります。

それはマイナス面を受け入れてでも、これからの自分が「本当にそうなりたい」と思えるようなことなのかを試されるからです。

先の見えない時代では、どちらかというとマイナスに感じられるようで出来事が続くと思います。

だからこそ、マイナスをプラスに変えられるような思考法を持つことが、大切になるのだと思います。

まとめ

先の見えない複雑な社会情勢となり「考えることをやめたい」と思う人が多いようです。

しかし、考えることをやめたら、過去と未来を見失い、更に今にだけに生きようとしてしまいます。

その結果、電車の中で周りのことを気にもせずスマホゲームに没頭している人が増えているようにも感じます。

人は未来を創造することができ物事を記憶することができます。これは人間にだけに与えたれた能力です。

未来を想像し、過去から学び、今を考えて動いていくことが、人間らしさなのだと思います。

先の見えない時代だからこそ、これからのことを考えていきたいものですね。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

関連記事

関連記事

みなさん、こんにちは。心理カウンセリング空の関口剛史です。前回のブログで「考えることをやめる」方法について書きましたが、どうして多くの人が「考えることをやめたい」と考えてしまうのでしょうか。それは、思考がループして疲[…]

関連記事

みなさん、こんにちは。心理カウンセリング空の関口剛史です。心理カウンセリング空のホームページではいろいろなブログを書いていますが、アクセス数2位のブログが「考えることをやめるのではなく、考え方を変えること」です。このブログにアク[…]

関連記事

みなさん、こんにちは。心理カウンセリング空の関口剛史です。みなさんに質問です。みなさんの小学生の頃の夢はどんな夢でしたか?、今のあなたに夢はありますか。どんな状況でも、人は夢を描くもの。コロナウイルスで先が見[…]

関連記事

みなさん、こんにちは。心理カウンセリング空の関口です。心理カウンセリングでは、様々な方の悩みごとを聞きます。人それぞれの人生が違うように、それぞれの悩みごとも違います。ある人は夫婦関係で悩み、ある人は生き方に[…]

私たちは、悩みを抱えると心が狭くなり、考え方もマイナス傾向になってしまい、やる気も失せてしまう。

その状態で「どうにかしよう」と無理に考えても、不安なことやマイナスことばかりを考えてしまい、具体的な解決策を見つけることがむずかしい。

悩みをどうにかしようとする前に、まずは心と思考の整理をして気持ちを軽くすることが、はじめの1歩。

心理カウンセリング空では、会話をとおして心と思考を整理し再び前向きな気持ちと考え方になるように心からサポートします。

>心 軽くなるカウンセリング

心 軽くなるカウンセリング

私たちは、悩みを抱えると心が狭くなり、考え方もマイナス傾向になってしまい、やる気も失せてしまう。
その状態で「どうにかしよう」と無理に考えても、不安なことやマイナスことばかりを考えてしまい、具体的な解決策を見つけることがむずかしい。
悩みをどうにかしようとする前に、まずは心と思考の整理をして気持ちを軽くすることが、はじめの1歩。
心理カウンセリング空では、会話をとおして心と思考を整理し再び前向きな気持ちと考え方になるように、あなたの心のサポートします。

CTR IMG