みなさん、こんにちは。心理カウンセリング空の関口です。
今日は二宮金次郎さんの言葉を借りて私が感じることを書いていきます。
願い事か叶わないのでなく出来ないことを願っている。
田んぼに稲の種を蒔いたのに
その田んぼで麦を収穫したいと
いくら願ったとしてもそれは叶わないことです。
畑に大豆の種を蒔いたのに
きゅうり を収穫したいと思っても
やっぱりそれは叶わないことです。
なぜならば、田んぼには 稲の種 を蒔き畑には 大豆 の種を蒔いたから。
とても単純なことだけど人は同じように叶わないことを願ってしまうものです。
例えば、「私は幸せになりたいの♪」といつも心から願っているのに「自分や他人の欠点ばかりを指摘」したり、過去にあのことが無ければ幸せになれたのに後悔していたのでは、幸せを感じることはできません。
願いたいことを叶えたいのではなくできなことを願っているだけです。
先の金次郎さんの言葉には続きがあります。
願うことが叶わないのでなくできないことを願っている。願うことではなく行うことが大切である
2015年のはじまりに初詣に行かれますか?
そのときに、「2015年は幸せになりますように」と神様にお願いをするのではなく、「2015年も私は幸せであります。」と神様と約束をしてみてください。
そして、2015年は神様との約束を果たせるように、私にとっての幸せとはどんなことだろう?と”自分にとっての幸せ”を感じ・考えてみて自分が幸せを感じられるような小さな行動を行ってみてください。
自分の中の願いは、願うだけ、叶うように祈るだけではなく自分の願いを行動できるまで分解と具体化して自分なりに行っていくことです。
そうすることで、願いは現実へと少しずつ変わっていきます。
畑にきゅうりを育てたいのであれば、きゅうりの種を蒔いて育つまで見守ることです。
さあ、来年は自分の心の畑にどんな種を蒔いていきたいですか?
2014年の節目だからこそ、来年に蒔く種を考えてみましょう。
~参考文献~
中桐 万里子著
『二宮金次郎の幸福論』
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