先日の大阪からの帰りに京都の鞍馬山へ行ってきました。
鞍馬山がとっても好きな場所なので、関西地区に来たときに必ずよっていく場所です。
京都の町には雪はありませんでしたが、鞍馬山まで来るとそこは銀世界でした。
鞍馬寺の本殿。
本殿の地下にある宝殿はとても神秘的です。
鞍馬山に来ると、自分も自然の一部であることを実感します。
鞍馬山の教えは、私達人類はもちろん、あらゆるものは宇宙エネルギーの現われであり宇宙生命によって生かされており、
「生かされていることに感謝して、すべての生命を大切にしよう。そして、自分達の生命を宇宙生命の高さまでに、進化向上させるため、力強く生きてゆこう」というもの。
また、この世界の森羅万象は決してひとつ、ひとりで存在することは出来ません。
すべてが網の目のようにお互いにかかわり合い響き合うことによって存在をしているというものです。
僕らは1人で人間だけで生きてるのではなく、すべてと関わりながら生きている。
だからどんな時も、傲慢になるのではなく、常に謙虚でいることが大切だと実感をします。
雪の中の奥の院へ
千年近い樹齢の大杉権現。
凜とした空気の中に立っているだけで、気持ちがスッキリしてきます。
自然は春夏秋冬のリズムで移り変わっています。
冬はとても寒い季節ですが、冬ならではの出会いが必ずあります。
また、降り積もった雪の下でも、自然界は必ず次の春の準備をしています。
きっと、人の人生も同じなのだと思います。
夏のように輝く時期もあれば、冬のように寒く辛い時期がある。
そして、冬の寒く辛い時期だからこそ、その中から小さい出会いや楽しみを見つけたり、必ず春が来ることを信じて、次の準備をしていく。
そうすることで、また新しい春が訪れるのだと、雪の鞍馬山を歩いて実感をしました。
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