心の「順境」と「逆境」のちがい

みなさん、こんにちは。

心理カウンセリング空の関口剛史です。

生きていると、良いことも悪いことも起きますね。

毎日がいいことばかりの順境のときは、日々を楽しく過ごせるのですが、毎日が悪いことばかりの逆境のときは日々が苦しくなってしまいます。

人生が逆境のとき、何をしてもうまくいかなくて、どうしていいかもわからなくて、毎日が苦しくて、その流れに押し流されそうになったり、その流れから逃げ出したくなったりするものです。

私自身もうつ病を患っていたとき、人生が「逆境」のときで、日々どうしていいかもわかりませんでした。

きっと、誰の人生にも「逆境」のときがあり、もしかしたら、いまこのブログを読んでいるあなたも「逆境」で悩まれているのかもしれません。どうにかして流れを変えたいと思っているかもしれません。

しかし、今のその逆境は、「あなたの本当の思い」に気づく機会になることがあります。

今日は心の「順境」と「逆境」について書いていきます。

川に流れる水の一生は順境か、それとも逆境か

心の「順境」と「逆境」の前に、川に流れる水ついて考えてみましょう。

みなさんが住んでいる近くに川は流れていますか?、その川の水はどこから流れてきていますか?

山に雨が降り、その雨が谷間に集まるところから川の水のはじまり。

最初は小さな小川で、流れもチョロチョロで澄んでいる。

小さな川があつまりはじめ流れが段々と急になる。山を下る途中、水は滝や激流に揉まれる。

山を下ると、川幅も大きくなり、ゆったりと水は流れはじめる。途中、農業用水や水道水になるものもいれば、そのまま海に流れゆくものもいる。

やがて、川を流れたすべての水は海へとたどり着く。

そして、海で太陽に熱せられ、水蒸気となり雲となり雨となり、また山に落ちていく。

ところで、この川を流れる水の一生は「順境」でしょうか、それとも「逆境」でしょうか?

そうです。水の一生は「順境」だけです。

地球に重力がある限り、「水は高きより低きに流れる」という順境だけです。

川に流れる水と同じように、私たちの人生にも「時間」という流れがあります。

「おぎゃー」と生まれてから、幼少期・青年期を学びながら過ごし、壮年期は社会のなかで過ごし、老年期では年老いて、最後は死んでいく。

水が「高きより低きに流れる」だけのように、私たちも時間の流れに沿って人生を過ごしているだけです。

それなのに、なぜ人生には「逆境」があるのでしょうか?

心の「順境」と「逆境」のちがい

 

川の流れに沿って「高きより低きに流れる」だけの水のように、私たちも時間の流れに沿って「うまれて死んでいく」だけの存在だったら「順境」や「逆境」を感じることもなく、楽に生きられたことでしょう。

しかし、人間は今の流れに対して「順境」とか「逆境」などを感じることができてしまいます。

それはなぜでしょうか?

それは、人間には想像力があり、夢や希望や理想を心で思い描くことができるからです。

例えば、あなたは川を見て「筋肉を鍛えたい」と思い描いたとします。

効率的に筋肉をつけるには、川の上流から下流、下流から上流、どちらに向かって泳ぎますか?

川の流れに逆らって、下流から上流に向かって泳いだ方が、流れの抵抗が大きい分だけ、筋肉を鍛えることができますよね。

逆に、川を見て「流れを楽しみたい」と思ったら、川の上流から下流の流れに沿って泳いだ方が、流れを楽しめます。

川の流れは高きより低きに流れる一定です。その一定の流れが「順境」か「逆境」になるかは、「筋肉を鍛えたい」・「流れを楽しみたい」という思いの違いです。

あなたが自分の人生は「順境」だと感じられるとき、そのときは、あなたの思いどおりに物事が流れているときではないでしょうか?

逆に、人生は「逆境」だと感じられるときは、あなたの思いどおりに物事が進んでいないときではないでしょうか?

人生に「順境」や「逆境」があるのではなく、あなたの心で思い描いている何かに対して「順境」か「逆境」があるのです。

前回のブログでも書きましたが、いま私はトランペットの練習をしています。何度練習しても思いどおりになりません。「トランペットを吹きたい」という思いに対しては逆境の状態です。

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トランペットを吹くことをあきらめれば、いまの逆境の状態から脱出することができます。

しかし、それでは「トランペットを吹きたい」という思い叶いません。何も得られません。もしかしたら、時には逆境に身を置いて、思いをかたちにすること、何かを得るための努力することも大事なのではないでしょうか。

逆境は心を育てる

逆境のとき、何をしてもうまくいかなくて、どうしていいかもわからなくて、毎日が苦しくて、その流れに押し流されそうになったり、その流れから逃げ出したくなったりするものです。

もちろん、状況によっては逆境から逃げ出すことも必要です。一方、状況によっては逆境に身を置いて心を育てることも必要です。

先ほども書きましたが、あなたは川で「筋肉を鍛えたい」と思ったら、下流から上流に向かう逆境の流れで泳ぎますよね。

そして、そういうときは逆境で苦しいとは思わないはずです。なぜならば「逆境で筋肉を鍛える」という明確な目的があり、逆境を受け入れているからです。

逆境を受け入れ明確な目的に向けて進んでいくことで心は成長していきます。

しかし、多くの場合、逆境は明確な目的などはわからずに闇雲に苦しいと感じるもので、逆境を受け入れることが難しいものです。

そういうときは思い出してください。あなたの心で思い描いている何か対して「順境」か「逆境」があるだけであることを。

逆境と感じるとき、その流れの反対には「あなたの本当の思い」があるはずです。無意識で「本当の思い」を望んでいるから、意識で今の状況を逆境に感じているだけです。

逆境を感じたとき、「自分にとって何が逆境なのか?」を考えてみてください。逆境を感じる「本当の思い」に気づくことだけでも、心は成長するものだから。

まとめ

心理カウンセリングでも「今の逆境から抜け出す方法を教えてほしい」とご相談をいただくことがあります。

逆境のときは、苦しく感じるものだから、抜けだしたい気持ちもよくわかりますが、抜け出すまえに「なにが逆境なのか?」をカウンセリングで一緒に考えるようにしています。

なぜならば、逆境の反対にある「本当の気持ち」に気づくことができたとき、はじめて逆境を受け入れることができ、心が少し成長するからです。

水のように、川の流れに逆らわず、ただ流れていれば楽なのかもしれません。しかし、ただ流れていただけでは、出会いや発見や感動を味わうこともありません。川という流れを楽しむこともなく、海に流れでてしまいます。

人間には想像力があり、夢や希望や理想を心で思い描くことができます。

生きていると苦しいこともたくさんあるけれど、時には流れに逆らって、その先にある出会いや気づきや感動を味わうことが、人間らしい生き方なのではと私は思います。

ここまで、お読みいただきありがとうございました。

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私たちは、悩みを抱えると心が狭くなり、考え方もマイナス傾向になってしまい、やる気も失せてしまう。

その状態で「どうにかしよう」と無理に考えても、不安なことやマイナスことばかりを考えてしまい、具体的な解決策を見つけることがむずかしい。

悩みをどうにかしようとする前に、まずは心と思考の整理をして気持ちを軽くすることが、はじめの1歩。

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