20. 「眠れない」ときは、クタクタになるまで体を動かそう

みなさん、こんにちは。

心理カウンセリング空の関口です。

現代は医療技術の向上、体のしくみや脳科学などの研究がすすみ、様々な症状に対しての薬が発売されています。

例えば、うつ症状時に服用する抗うつ薬(SSRI)は、不安な感情などを抑制するセロトニン(脳内物質)の不足を防ぎ、神経細胞間の情報伝達を正常な状態に近づける働きをします。

私もうつ病のとき、抗うつ薬と睡眠薬を毎日服用していました。薬をちゃんと服用していないと毎日が心配でした。

しかし、住み込みで農業を体験したことで、私は「睡眠薬に依存」していることに気づきました。

今回は、私のうつ体験記として「眠れないときは、クタクタになるまで体を動かそう」について書いていきます。

「眠れない」ときは、クタクタになるまで体を動かす

前回の記事の続きです。
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農家での3週間の住み込み農業体験。

長年、ITエンジニアとして仕事してきた私にとって、農業での体験はすべての物事が新鮮で、今までとは違った価値観で物事を見始めるきっかけにもなりました。

そのひとつが「睡眠薬」に対する価値観です。

私は、うつ症状がではじめた頃から、不安で眠ることができなくなりました。

仕事で疲れ果てているのに、帰宅してふとんに入り眠ろうとしても、明日のことを色々と考え込んでしまう。

考え込むことはネガティブなことばかりのため、漠然とした不安や恐れも感じてしまう。

思考はネガティブなことを考え、心は不安や恐れを感じた状態では、当然眠ることができません。

眠ることができないと眠れないことに焦りだし、更に睡眠の悪循環に陥り朝の気分も最悪です。

うつで悩んでいたときの私は、日々眠ることができなかったため、睡眠薬を飲んで強制的に眠るようにしていました。

住み込みで農業体験をしたときも、睡眠薬と抗うつ薬を持参し寝る前に薬を飲もうと思っていました。

しかし、農業体験期間中は、一切薬を飲むことができませんでした。

私が農家に訪れたのは11月後半。

私が寝泊まりする部屋は隙間風が入り、夜はとても寒い部屋。

あまりにも寒い部屋のため、1日農作業を終えて、お風呂に入って体を温めたら、湯たんぽ抱えてふとんに入るしかない。

農家での住み込み初日は睡眠薬を飲みましたが、2日目以降は睡眠薬を飲もうと思っても、その前に寝落ちしました。

次の日の朝「睡眠薬を飲まないで眠れた」ことに不安を感じました。

だから「今日は睡眠薬を飲んで寝よう」と思いました。

しかし、1日の農作業を終え、寒い部屋の「あたたかいふとん」に入ると、やはり寝てしまいます。

そんなことが3日ほど続いたとき「あれ、睡眠薬を飲まなくても、ぐっすりと眠れている」思いました。

そのとき「なぜ、今まで睡眠薬を飲まないと眠れなかったのだろう・・・」と考えたところ、2つのことがわかりました。

  • 人は、日光を浴び、体力的に疲れることで、自然と眠れること
  • あるときから、睡眠薬に依存をしていたこと

私がうつ症状になったとき、日々精神的に疲弊していました。

しかし、精神的に疲弊すると人は外に出て動かなくなるので、体力的には疲れていません。精神的に疲れていても、体力的に疲れていないから、眠れないことに気づきました。

また、睡眠薬を飲み始めた当初は「眠るために睡眠薬を飲んでいた」のですが、あるときから「睡眠薬を飲まないと眠れない」という依存の思考パターンになっていました。

私は睡眠薬に依存をしていたから「睡眠薬を飲まないで眠れたこと」に不安を感じたのですが、よくよく考えれば考え方が逆です。

症状を和らげるため、抗うつ薬や睡眠薬の助けを借りることも大事です。

しかし、どこかのタイミングで、薬がなくとも大丈夫な環境や自分の状態を作り出すことが、もっと大事であることに、住み込み農業体験をとおして気づくことができました。

そして、そのことに気づくことができたから、私は睡眠薬の依存から脱却することができました。

続きをまた書きます。

今の自分から当時の自分へひとこと

私が眠れなかったとき、夜に眠れないことがとても怖かったです。その時の不安と孤独は今でも覚えています。眠れない不安と孤独、それを紛らわすために睡眠薬を飲んでいたのだと思います。

もちろん、睡眠薬の助けを借りて、睡眠をとることも大事です。でも、どこかで睡眠薬がなくとも眠れる状態や環境を作ることも大事ではないでしょうか。

不眠症で悩んでいる猫や犬を見たことがありますか?

自然界の動物は必ず睡眠をとります。睡眠で悩むのは人間ぐらいです。

では、どうして人間だけが睡眠に悩むのでしょうか。

人それぞれ色々な原因があると思いますが、情報化時代と快適な生活環境により、以前に比べ体力的な疲労をしていないこと、睡眠前のスマホ操作等によるり交感神経から副交感神経への切り替えができないこと、などが原因としてあげられると思います。

私は、住み込みで農業体験をしたことで、体力的にクタクタに疲れれば自然と眠れることを学び、睡眠薬に依存していたことに気づきました。

精神的に疲れているときや悩んでいるときは体を動かすことが億劫に感じるものです。

しかし、そういう時だからこそあえてクタクタになるまで体を動かして、ぐっすりと睡眠をとれるような環境づくりをオススメします。

農業体験でなくとも、マラソンやサイクリング・散歩や山登りなど、お天道様を浴びながら心地よく体が動かせることにチャレンジをしてみてください。

きっと、体力的にクタクタに疲れれば、自然と眠れるようになると思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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