みなさんこんにちは
心理カウンセリング空の関口です。
今月はコミュニケーションについて書いていきます。
前回の記事の続きになりますが、私たちが1番コミュニケーションを交わしているのは、会社の上司や同僚でも、家族や子どもでもなく、心のなかの もうひとりの自分自身です。
心のなかの もうひとりの自分自身とのコミュニケーションを内的コミュニケーション、自分以外の周りの人達とのコミュニケーションを外的コミュニケーションといいます。
そして、内的コミュニケーションと外的コミュニケーションがズレたとき、人は悩みやストレスを抱えてしまいます。
例えば、職場で上司から飲みに行こう!と誘われたとき、自分の心の中では「え~~今日は疲れたから帰りたいな~」と思っても、せっかく上司が誘ってくれたから、上司に嫌われたくないからなどの理由で、笑顔で「ぜひ行きましょう!」という感じで偽りのコミュニケーションを交わしてしまいます。
内心は家に帰りたいのに、これからの人間関係を考えると自分の内心とは反対に飲みに行きましょうと言ってしまう。自分の内と外のコミュニケーションが相反すると、飲みに行くこと自体にストレスを感じたり、飲み会が終わってからどっと疲れたりしてしまいます。
もちろん、人間関係の親睦を深めるために上司と飲みに行くことも必要なことです。
しかし、ときには、「お誘いありがとうございます。しかし、私は今日疲ているのでお先に失礼します」と、自分が内的に感じたことを素直に表現することも大切です。
自分の心が感じていることを素直に伝えることは勇気がいることです。
私達は人から嫌われることを恐れ、相手からどう思われるか?を気にしていまい、いまの自分はどう思っているのだろうか?に気づけない。
しかし、コミュニケーションとは言葉による意思・思想などの伝達をすることです。
まずは、自分の心の中にある素直な思いに自分自身で気づいていないと、本当の意味でのコミュニケーションは成り立ちません。
相手にどう話しをしようと?と考える前に、私はどう思っているのだろう?を感じる事が先になります。
そのためにも、まずは自分はどう思っているのだろう?と、自分の中での自分とのコミュニケーションを意識的に交わしてみましょう。
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