自然界のサイクルを意識しよう

    みなさん、こんにちは。

    心理カウンセリング空の関口です。

    生きていると、良いことも悪いこともいろいろな出来事が起こりますが、それぞれの出来事には一定のサイクルがあると感じます。

    それは自然界のサイクルと同じで、そのサイクルを意識することで、心を保つことができます。

    今日はそのことについて書きます。

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    自然界のサイクルを意識しよう

    最近、上図のイメージを使いながら、思うところのブログを書いてきました。

    私たちの日常に起こる様々な出来事は、このサイクルで動いているように感じます。

    私は、コンピュータ(IT)と心理の仕事を行っていますが、ITと心理は別々の仕事の様に思われるかもしれませんが、仕事の流れはどちらも同じです。

    例えば、ある仕事を受けるときは、最初は小さな種のような話から始まります。

    次に、話を具体的に広げてお客様の問題を定義します(葉)。

    問題を定義したら解決策を具体化します(花)。

    そして、解決策を実行し問題を解消します(実)。

    最後に、問題は消え去りますが、必ず次の種が残り、それがまた次の課題になります。

    人間関係もコミュニケーションも同じです。

    出会うときはお互い慎重で、少しずつ理解し合えるようになれば会話に花が咲く。

    話題が尽きたら、充実感を感じ、最後は別れていきます。

    自然界に春夏秋冬のサイクルがあるように、人生や大きな出来事、そして些細な出来事にも、このサイクルは存在しています。

    このサイクルの中で、自分が現在関わっていることがどのフェーズにあるかを考えることで、自分の心を保てると思います。

    小さな種の時期であれば、大胆に行動して広げていきます。

    花から実りの時期であれば、慎重に行動して収束させていきます。

    実りから種の時期であれば、手放すことを恐れず、これまでの流れに感謝して、次の種を見つけていきます。

    また、問題や課題から逃げずに、一つ一つしっかりとサイクルを回すことで、人間性が高まると思います。

    もしかしたら、多くのサイクルを回すことが充実した人生なのかもしれません。

    まとめ

    お釈迦様が諸行無常と説いました。

    これは、この世の中のあらゆるものが変化し、生滅することを意味し、この世のすべてがはかないことを示しています。

    このサイクルも同じで、すべてが移り変わり、変化していきます。この流れを止めることはできません。

    しかし、この流れの中でどう生きるかは、各人の自由意志に委ねられています。

    生きるとは、生まれて散るものだからこそ、自分の意識で豊かにしていきたいものです。

    ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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