考えがまとまらない時は、考えを広げよう

    みなさん、こんにちは。

    心理カウンセリング空の関口剛史です。

    新型コロナが発生し、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の実施などにより、リモートワークや在宅ワークが増えています。

    人と会ってお話する機会が減り、ストレス発散のための活動も制約され、1日中家のなかでパソコンやスマホを見続けて過ごしてしまう。

    休みの日も外に出ることに抵抗があるため、休日も思考や気分が変わることもなく、自分の考えがまとまらずに精神的に不調になってしまう人も増えているようです。

    考がまとまらない、考えることに疲れてしまうようなときは、自分の考えを広げることをオススメします。

    考えを広げておかないと、考えをまとめることはできないからです。

    今日は「考えがまとまらない時は、考えを広げよう」について書いていきます。

    目次
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    考えがまとまらない時は、考えを広げよう

    私たちの思考は、考えを広げることと考をまとめることの2つプロセスに分けられます。

    よく「考えをまとめなさい」と言いますが、考えを広げておかないと考えをまとめることはできません。

    また、仕事や人間関係のことで悩みや問題を抱えたとき、狭い考えのなかで解決策や何かを見いだそうとしても「これだ」と思えるような解決策は見つからず、考えることに疲れてしまいます。

    考えても考えても解決策が見つからないとき、考えがまとまらないときは、1度考えを広げてから考えをまとめることをオススメします。

    考えを広げるときは、まずは精神的な解放から。

    自然の中でのウォーキング・マラソン・お友達とのおしゃべり・1人カラオケなど、あなたの心がスッキリするようなことをします。

    ゲームなどの受動的なものではなく、体を動かす人と会うなどの能動的なことをしてください。

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    紙やホワイトボードなどに「今悩んでいることはなにか?」や「自分はどうしたいのか?」など、思ったこと考えたことを、どんどん書き出して広げていきます。

    この際、考え思いついたことを「意味ない・無理だ」などと評価せずに、言葉が尽きるまで書き出してください。

    私のIT系のHPで、思考を広げるための「ホワイトボードを使った思考法やマインドマップ」などのツールをご紹介していますのでご参考ください。

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    考えが広がったら、紙に書き出したことを俯瞰しながら考えをまとめていきます。

    「自分はどうしたいのか?」「この悩みを乗り越えるために、今の自分でできそうなことはなにか?」といった視点で考えをまとめていくと、今までとは違う視点の「なんとなくの解決策」が見えてくると思います。

    そして「なんとなくの解決策」が見つかったなら、とりあえずその解決策を行動に移してください。

    解決策に向けた行動をすることで視野が広がり、考えられる幅も更に広がるからです。

    考えがまとまらないときは焦って解決策を見つけようとするのではなく、1度立ち止まって考えを広げることで、本当に必要な物事が見えてくるのだとと思います。

    まとめ

    今回の記事で紹介した内容は、私がカウンセリング中に常に意識していることでもあります。

    相談者の方のお話を聞いて、まずは思考と心をスッキリしてもらう。

    次に「本当は何に悩んでいるのか?」「何が問題なのか?」など考えを広げながら思考と心を整理していく。

    そして、最後にその悩みや問題を乗り越えるために「どんなことができそうか?」の考えをまとめて行動を設定していく。

    散々悩み考えが行き詰まったときに、1度自分の考えを広げてから考えをまとめて「こうしてみよう!」と思えたときに、心も思考も軽くなるのだと、私は思います。

    ここまでお読みいただきありがとうございます。

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