すべては「自分のおかげ」

    みなさん、こんにちは。

    心理カウンセリング空の関口剛史です。

    カウンセリングを受けた方から「カウンセリングを受けたおかげで前向きな気持ちになれました」「おかげさまで、気持ちと悩みが軽くなりました」と感想をいただくことがあります。

    お客様からそう言っていただけると私もうれしいのですが、でもそれは違います。

    前向きな気持ちになれたのも、悩みが軽くなったのも、カウンセリングのおかげではなく、すべては「自分のおかげ」なのです。

    今日は「すべては自分のおかげ」について書いていきます。

    目次

    すべては自分のおかげ

    カウンセリングを受け終えて、今まで悩み落ち込んでいた気持ちが「楽になった」「再び前向きになれた」「悩みが軽くなった」と感じられると、「カウンセリングのおかげ」と思われる方がほとんどです。

    しかし、気持ちが前向きになれたのも、悩みが軽くなったのも、すべては「自分のおかげ」です。

    それは、心理カウンセリング空をネット見つけて、申し込んで、カウンセリングを受けるのは、すべてご自身の判断と行動によるものだからです。

    「心理カウンセリング空」では、テレビ・ラジオ・ネットなどに広告を出しおらず、特定のキーワード検索でホームページが表示されるように運営しています。

    カウンセリングに申し込みをするためには、必ず以下のステップになります。

    1. 悩みや問題を心に抱え、気持ちや思考が落ち込んでしまう
    2. 自分で悩みや問題を「解消したい」「乗り越えたい」と思う
    3. 解消できそうなキーワードでネット検索して、気になるHPを見つける
    4. HPやブログを読み、悩みや問題が解消できそうか判断する
    5. 料金等のサービス内容を確認し、カウンセリングに申し込むかどうかを悩む
    6. 勇気を出してカウンセリングに申し込む
    7. もっと勇気を出して実際のカウンセリングを受ける
    8. カウンセリング後に気づいたことを少しチャレンジする
    9. その結果、気持ちが楽になれた、悩みが軽くなれたと感じられる

    一言で「カウンセリングを受ける」と言っても、実際にはStep1~Step9までの道筋を歩みます。

    上記のステップをさらに詳しく解説します。

    もし、今の人生がとてもハッピーで悩みや問題がなければ「そもそもカウンセリングを受けたい」とは思いません。

    また、悩みや問題があっても、それを誰かや社会のせいにしていれば、問題は「私」ではなく「相手」や「社会」にあると考えるので、相手にカウンセリングを勧めることはあっても、自分でカウンセリングを受けようとは思いません。

    よって、カウンセリングを受けに来る人に共通していることは「今悩みや問題があって、それを自分自身で乗り越えていきたい」と心のどこかで思っている人です。(Step1~2)

    とあるキーワードで、たまたま心理カウンセリング空のHPにたどりついて、ブログを読みで興味や関心が沸くと「このカウンセリングに申し込んでみようかな・・・」と思い、カウンセリングの詳細を確認する。(Step3~Step4)

    でも、「この人、大丈夫かな」「本当に効果あるのかな」「私が受けても大丈夫かな」と、カウンセリングを申し込むことにも悩む。(Step5)

    しばらく、カウンセリングを受けるかどうかで悩み、どこかで「やっぱり受けてみよう」と思ったとき、カウンセリングに申し込む。(Step6)

    そして、実際にお会いする。きっと、会ってお話がはじまるまで、とても不安だと思いますが、お話がはじまってしまえば、2時間なんてあっという間に終わると思います。(Step7)

    カウンセリングを終えて少し気持ちが楽になれても、家に帰れば現実はなにも変わっておらず悩みも問題も解消していません。ご自身で悩みや問題を乗り越えられるよう、カウンセリングで話し合った小さな1歩をチャレンジする。(Step8)

    小さな1歩を実際にチャレンジすることで、気持ちが少し前向きに変わり、悩みは軽く感じられるようになります。(Step9)

    Step7のカウンセリング以外は、悩みや問題を解消するのもしないのも、カウンセリングを受けるも受けないのも、すべてご自身の判断と行動に委ねられています。

    よって、カウンセリングを受けて「前向きな気持ちになれた」のも「悩みが軽くなった」のは、勇気を出してStep1~Step9までを実践した、ご自身のおかげなのです。

    だから、カウンセリングなどを受けた後は、カウンセリングのおかげにするのではなく、すべては自分のおかげ、1番頑張った自分自身を「よくやった」と認めるようにしましょう。

    まとめ

    悩みや問題を誰かや社会のせいにしたり、「もういいや」と諦めていたりしたら、そもそも「心理カウンセリングを受けてみよう」とは思えません。

    「カウンセリングを受けてみよう」と思うのは、心のどこかで「自分として乗り越えていきたい」という前向きな気持ちがあるからです。

    その前向きな気持ち(姿勢)でカウンセリングを受けるから、カウンセリング後に前向きな気持ちになり悩みが軽くなるように感じられるのだと思います。

    人生、良くも悪くもすべては自分のおかげです。

    よりよく生きられるように、自分の前向きな気持ちを大切にしていきましょう。

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