以前勤めていたファームには、いつも海外の旅人が訪れ農作業を一緒にしていました。
なので、みんなで一緒に食べるファームのお昼ご飯は英語が飛び交っています。
でも、僕は英語は話せません。
それでも、彼らと一緒に仕事をします。
彼らと一緒に仕事をするときにいつも思うことがあります。
僕が彼らに仕事を伝えようとするとき、少ないボキャブラリーを使い身振り手振りで伝えようとして、彼らは一生懸命にわかろうとする。
また、彼らが何か伝えたいときは、僕が一生懸命にわかろうとする。
すると、お互いがわかりあえたと思えるときがあり、そのときはおたがいが自然と笑顔になります。
では、同じ日本語を話せるもの同士が自分の気持ちを一生懸命に伝えること、相手の気持ちを一生懸命にわかろうとすることをしているでしょうか?
自分との関係の距離が近い人ほど、言葉だけになってしまい、伝えること・わかろうとすること を人はおろそかにしてしまうのかもしれません。
人は気持ちが通じ合えた時、お互いが嬉しくて笑顔になります。
とてもあたりまえのことだけど、そのお互い様の関係を忘れてはならないと、彼らと話すとき、いつも学びます。
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