みなさん、こんにちは。
心理カウンセリング空の関口剛史です。
我が家の家庭菜園で、夏野菜の収穫がはじまりました。
トマト・きゅうり・なすなどの夏野菜は実りが大きく、楽しいものです。
野菜は、種・芽・花・実の周期で育ちます。
実は、野菜が育つ周期は自然界のありとあらゆるところで見受けられます。
この自然界の周期を理解し日常の中で意識しておくことが、とても大事だと感じます。
今日は「種・まいたものがはえる~自然の周期を意識しよう~」について書きます。
まいたものがはえる~自然の周期を意識しよう~
先日、ミニトマトを収穫しました。
あたりまえですが、ミニトマトはミニトマトの種から育ちます。
種を蒔いて、芽を出して、葉を広げて、花を咲かせて、実りを迎える。
1つの種から、多くの実りを得られるのが、野菜づくりの楽しいところ。
畑に1粒ミニトマトの種を蒔けば、たくさんのミニトマトを収穫できる。
畑に1粒のキュウリの種を蒔けば、美味しいきゅうりが収穫できる。
きゅうりの種からミニトマトが育つことはありません。
畑に1粒の種を蒔けば、その種に基づいた実りを迎える。
これが自然界の法則です。
そして、この法則は、私たちの心の中にもあります。
今日、あなたの心に怒りの種を蒔けば、やがてあなたが怒るような出来事が起こります。
今日、あなたの心に不平不満の種を蒔けば、喜びを感じられない不平不満だけの世界に見えてきます。
今日、あなたの心に親切の種を蒔けば、周りの人の優しさを感じられるようになります。
今日、あなたの心に笑顔の種を蒔けば、楽しいことが少しずつ見えてきます。
あなたがあなたの心に蒔いた種は、それが現実の中で実りとして表れます。
今日、あなたはあなたの周りにどんな種を蒔きましたか。
良い種をまけば良い実りを、悪い種を蒔けば悪い実りを迎えます。
それが原因と結果の法則です。
今日、あなたの心に蒔く種が、あなたの未来をつくります。
心にどんな種を蒔くかは自由です。
今日あなたはどんな種を周りに蒔きますか?
最後に私が尊敬する二宮金治郎の言葉をご紹介します
世人の欲求することは、その実行することと反対である。だから求めても得ることができない。
種まきにたとえてみると、ひえをまけばひえがはえ、米をまけば米がはえる。同様に、悪いことをすれば災い来、善いことをすれば幸いが来る。これは当然の道理だ。
今もし、ひえをまいて米を求め、悪事をして幸いを求めても、得られるわけがない。ひえをまいてひえがはえ、悪事をして災いがきた、これこそ実行によって望みどおりのものを得たと言うべきであって、その応報は一分一里の違いもない。これこそ神明の加護だと言ってもよいくらいなのだ。
人はこの道理をわきまえて、米がほしいと思えば米をまき、幸いが得たいと思えば善行するがよい。詩経に「永く言に命に配し、みずから多福を求む」とあるのは、このことを言うのだ。
~二宮先生語録 斎藤高行著 より引用~
まとめ
種を蒔けば、やがて、それが実りとなる。
とてもシンプルな自然界の法則。
この法則の中では、どんな種を蒔いているか?が問われてきます。
どんな種を蒔くかは個人の自由意志です。
「夏にミニトマトときゅうりが食べたい」と思うから、春先にミニトマトとキュウリの種を蒔きました。
未来の自分が「どうなりたいか?」がわかると、今日心に蒔く種が具体的になるかもしれませんね!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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