みなさん、こんにちは。
心理カウンセリング空の関口剛史です。
2022年7月2日から4日にかけてau(KDDI)の通信網で通信障害が発生し、約2日間通話・通信がつながらない、つながりづらくなる通信障害が発生しました。
情報化社会の現代ではインターネットが使えなくなると社会的混乱が発生し、スマホに依存している人は心理的不安な状態になってしまいます。
最近は、今回のauの通信障害以外にも社会に影響を及ぼすような通信障害が度々発生しており、今後も大規模な通信障害に備えておく必要があると思います。
今日は「ネットやスマホにつながらなくても大丈夫な心を持とう」についてブログを書きます
通信障害は発生するもの
インターネットは、1本ずつの線と1台ずつのネットワーク・サーバ機器の集合体です。
いま、あなたがこのブログを読めるのは、いくつもの回線と機器が正常に稼働しているから。
しかし、インターネット回線1本、ネットワーク機器1台に障害が起きると通信障害につながる可能性があります。
もちろん、通信会社も機器障害に備えてシステム冗長性をもたせたりバックアップ回線や機器を備えたりしています。
しかし、運用設計上は冗長・バックアップされていても、実際のトラブル発生時にメインからバックアップに切り替わる際に2次障害は発生しやすいものです。
また、あたりまえですがインターネットは電力で動いており、電力が止まればネットはすぐに使えなくなります。
2018年9月6日に発生した北海道地震では大規模停電(ブラックアウト)が発生しました。
その際、エリアに携帯用の電波を発している携帯電話基地局のバッテリー時間は24時間ほどと報道されていました。(当然、基地局のバッテリーが切れれば、そのエリアのスマホは通信できなくなります)
災害時にインターネットは強いと言われていますが、災害の際に電力が停止すればインターネットはすぐに使えなくなります。
そして、インターネットが使えなくなったとき1番問題になるのが、人々の不安やパニックだと思います。
ネットやスマホがなくても大丈夫な心を持とう
情報化の現代は、すべてがインターネットにつながり、いろいろなことができる時代です。
わからないことは検索で調べ、SNSで人々とつながり、買い物も電子決済、暇な時間は動画やゲームで時間つぶし。
インターネットにつながったスマホ1台あればなんでもできる便利な時代。しかし、インターネットが使えなくなると何もできない不便を味わうことになります。
個人的には大規模通信障害時に1番問題になるのが人々の不安やパニックだと思います。
現代は通信がつながっていることが前提で成り立っている情報化社会です。その社会に慣れてしまうとつながらくなることに、不安やストレスを感じたりパニックになったりすることが考えられます。
特にスマホへの依存度が強い人ほど、今回のような障害発生時に不安を感じたり、周囲に怒りをぶちまけたりします。
人間は不安やパニックになると物事の判断力が低下し更に不安感が増していき、それが社会全体の不安へも発展することも想定できます。
スマホは使えると便利だけれど、スマホが使えなくても大丈夫な心を持ちたいもの。
そのためには、物事は自分で考え、人と会ってコミュニケーションを交わし、最低限の現金は持ち歩き、空いた自分は自身自身とつながることが有効だと思います。
スマホ依存に関する記事も合わせてご参考ください。
まとめ
今回のような大規模通信障害を起こさないようにするために通信会社は最大限の努力をしています。しかし、どんなに努力したところで完全・完璧な通信システムの構築などはできません。
特に、複雑化・肥大化したインターネットシステムの運用は非常に複雑であり、また電力が止まれはインターネットはすぐに使えなくなることを利用者も事前に理解しておくべきです。
今回の問題をau 1社の問題にするのではなく、私たちは非常に脆い情報社会のなかで暮らしていることを1人1人が理解し、1人1人がスマホがなくても大丈夫な心を持つことが大切だと感じました。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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