無難な人生と有り難い人生のちがい

みなさん、こんにちは。

心理カウンセリング空の関口剛史です。

みなさんは「ありがとう」と周りに感謝することができていますか?

人に感謝するはできそうで以外と難しいもの。家族には更に難しいものです。

ところで、「ありがとう」を漢字で書くと「有難う」になります。難しいことが有ると書いてありがとう。

では、なぜ難しいことが有ることが「有難う」になり「ありがとう」と感謝を表わす言葉になったのでしょうか?

それは、難しいことが有ることで、人間としての器が広がるからです。

私達は生きているといろいろなことが起こります。

自分にとって楽しいことや簡単な出来事はいいのですが、ときには自分にとって辛いことや難しいことも起きたりします。そういうときは、辛い現実や難しい問題から逃げ出したくなるものです。

しかし、その反面に辛い現実や難しい問題に直面したときに、いろいろと考え気づきを得たり、周りのあたたかさを実感できたりします。また、自分で解決策を見つけ出し、自分自身で悩みを問題を克服したとき、もうその事ではもう悩まなくなります。それは、小学生のときに一生懸命かけ算の暗記をして克服してしまえば、もうかけ算では悩まなくなるようなものです。

難しいことが有るから、人は心の器を広げることができる。そのことを信じて、諦めずに1歩1歩でもいいから前を向いて歩み続けて、自分の問題を自分自身で克服したとき、受け入れ難いことが受け入れられるようになったとき、人は自然と成長をしているものです。

だから、難しいことは有り難いことで感謝ができることなのかもしれません。

難しいことがない無難な人生を生きるよりも、難しいことがある有り難い人生を歩むことが、人としての器が広がるのかもしれませんね。

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