自由な子どもと不自由な大人のちがい

    みなさん、こんにちは。

    心理カウンセリング空の関口剛史です。

    野菜の収穫体験などで、土深くに伸びた 大根 を「どうぞ自由に収穫してください」と言うと、大人と子ども反応は真逆になる。

    大人は「どうやって収穫するのですか?」と必ず方法論を聞いてくる。

    子どもは、何も言わずに目を輝かせて大根を抜きはじめる。

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    収穫が難しい野菜になればなるほど、大人と子どもに顕著な差が生まれる。

    「自由に抜いていい」と言われると、なぜか大人は不自由になり、子どもはもっと自由になる。

    大人と子どもの差はどこにあるのだろうか?

    きっと、子どもはやったことがないからチャレンジしてみたいという気持ちになり、大人はやったことがないことだから、チャレンジすること失敗することを恐れてしまう。

    でも、確実にできること、もしくは、確実にできる方法を聞いてからやったとしても、そこに達成感や自信は生まれない。

    収穫が簡単なカブを収穫するよりも、収穫が難しい大根を収穫するほうが、遙かに達成感を感じやすく、収穫体験に大きな自信がついてくる。

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    結果がわかることにチャレンジするのではなく、結果がどうなるかわからないからチャレンジをして、自分なり自信を見つけること。

    泥んこになって真剣にチャレンジする子ども達の姿をみていると、大人の僕はいつも考えさせられます。

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