みなさんこんにちは
心理カウンセリング空の関口です。
先日の冬の晴れ間の1日に大豆の脱穀を行いました。
ぎっしりと鞘に実を詰まらせた大豆はしばらく畑で天日乾燥をさせ、
鞘がカラカラに乾いたころに大豆の脱穀機を使って大豆と鞘を分離していきます
この機械の中には羽が付いたローターが高速でまわっていて乾いた大豆は羽にあたる衝撃で鞘と豆が分離されます。
脱穀機で分離された大豆は、この後、とうみをかけ豆の選別を行います。
また大豆の鞘は枝は ひつじ の大好物です。
これらは冬場のひつじ達の貴重なエサとなります。
自然界にはなにひとつ無駄なものがないですね。
私達日本の日本食は豆文化です。枝豆や煮豆、みそやしょうゆ、なっとうなどの発酵食品は毎日の食卓に欠かせない食材です。
大豆の国内自給率は昭和22年頃は97%でしたが昭和36年の大豆の輸入自由化以降減少し続け平成23年では6%程度と言われています。
大豆は畑で成長する過程で、大豆の根に根粒菌という菌が付きます。
根粒菌は畑の土に栄養を与え、大豆は私達の生きるエネルギーともなる一切無駄がない植物です。
大豆を海外から安く買うことは簡単なことだと思いますが、日本の土地で大豆の手間暇をかけて育てることが日本の土地、私達の体にいい結果を及ぼすのではないでしょうか?
大豆の効率化を追い求めるばかりで目にはみえない根粒菌のような存在を見落としてはならないですね。
脱穀が終わるころの冬の夕暮れがとてもきれいでした。
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