みなさん、こんにちは。
心理カウンセリング空の関口です。
今日は二宮金次郎の言葉を借りて私が感じることを書いていきます。
たらいの水は自分の方へとかき集めようとすると逃げてゆくが相手の方へと押しやろうとすればするほど不思議なほどに自らに返ってきてしまう。
”たらいの水”の言葉を”幸せ”と置き換えてみてください。
幸せは自分の方へとかき集めようとすると逃げていくが幸せを相手へ押しやろうとすればするほど不思議なほどに自らも幸せになっててしまう
ついつい、私達は自分が幸せになれるようにゴールなきなにかを追い求めてしまいがちです。
以前の私もそうやって生きていました。
でも、生きていくうえで大事なことは、幸せ は追い求めることではなく自分から 幸せ を与えていくことなのです。
では、自分から幸せを与えるとはどういうことでしょうか?
みなさんが日々の日常の生活のなかで人からされて嬉しい~・幸せだな~と感じることはどんなことですか?
きっと、身近な人から言われたちょっとした言葉であったり身近な大切の人の笑顔であったりするのではないでしょうか。
鎌倉時代の僧である親鸞の言葉に「有縁を度す」という言葉があります。
有縁を度すとは自分の身近な人を助けるということです
自分から人に 幸せ を与えるということは人に何か特別な物事を与えることではなく自分が日常の中で嬉しい・幸せだと感じることを自分から自分の身近な人々に行っていくことだけです。
それは、二宮金次郎が活躍した1800年代も文明技術が発達した現代でも変わりがないことです。
二宮金次郎は、飢饉が起こった時代に田畑を耕す前にまずは人の心を耕す必要があると説いた人でした。
二宮金次郎は農民に対して、人が生きる為に必要な食料を作るよりもなぜ人は生きていくのか?人が生きていくうえで何が大切なのか?を伝えた人なのだと思います。
今の現代は生活はとっても豊かになりましたが、でも、どこか心が満たされないような時代です。
だからこそ、昔の人の生きていくうえで大切なこと教えを思い出す時期なのかもしれませんね。
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