過程があっての結果

    みなさん、こんにちは、

    心理カウンセリング空の関口です。

     

    先日脱穀をした籾のもみすりを行いました。

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    もみすり機という機械に籾を通すと

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    籾 と 玄米 に分別されます。

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    この玄米を精米して、いつもの白米になります。

    11月24日のオープンファームで新米を羽釜で炊いていただきますので楽しみにしていてください。

     

    さて、今日も二宮金次郎の言葉を借りて感じたことを書いていきます。

     

    すべてはいまここにある。

    そして、いまここにあるものは、各々の物語りの積み重ねである。

     

    今年も無事に収穫できたお米もいきなりお米になったのではなく5月の種まきからはじまっています。

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    6月にみんなで田植えをして

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    7月には合鴨と一緒に除草をして

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    9月には田んぼに かかし を立てて

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    稲が黄金色に実った10月には稲刈りをしました

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    そして、今月にようやく食べられるようになったお米です。

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    ファームで採れた今年の新米がスーパーで売っているコシヒカリなどの新米よりおいしいかどうか正直私にはわかりません。

     

     ただ、5月~10月までファームのお米の生長の物語の中に自分が関わった分だけ自然とお米がおいしく感じられるのが人の心です。

    そのおいしさは味覚ではなくどこか心から感じられるおいしさです。

     

    そして、これはどんなことにも言えることです。

     

    便利で効率化を求められた社会では結果が重視されます。もちろん結果も大事です。

    でも、結果ばかりを追い求めると結果になるまでの過程が疎かにされてしまい、過程なき結果だけでは心は達成感を感じられません。

    便利で効率化、結果を追い求めてしまう社会だからこそときには手間をかけ泥まみれになって過程を楽しんでみることが大事なのではないでしょうか?

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    すべては過程があっての結果なのだから。

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