「蒔けば生へ 植えれば育つ 天地の あれは恵みの かぎりなき世ぞ」
自分達の食べる作物を育てるために、人は大地に種を蒔いたり苗を植えます。
でも、人ができるのはここまで。あとは、自然の力を借りて、作物が育つのを見守りながら実りの恵みをいただくだけ。
昔の人は、収穫の喜びを、お祭りとして表現をして、神に感謝しました。
作物の実りを自然からの恵みと感じていました。
でも、文明や技術が進歩した結果、いつでも・どこでも食べられることがあたりまえとなり、作物の実りを恵みと食べられる事への感謝の気持ちをを感じられなくなりました。
その結果、今日も食べて生きていられる喜びと心の豊かさをどこか見失っていると思います。
今日、食べるお米を自然からの恵みと捉えるか、それともスーパーで買ってきたもの、食べられて当然のものと捉えるか、その捉え方次第でお米の味わいは変わってきます。
人はどんな状況でも自分の物の見方、感じ方次第で自分で自分の心を耕すことができるのだと思います。
自然の恵みを感じられますか?
コメント