米づくり日記 4

    田んぼの入水と代掻きも終わり、

    いよいよ田植えの作業。


    今年は田植機を借りて、

    田植えをする予定だったのですが、

    種まきのタイミングをミスしてしまい、

    苗が必要以上に大きく育ってしまいました。

    このサイズの苗だと田植機では扱えないこと。

    また、田んぼのぬかるみも少し深いこと、

    そして、なにより、

    いつもあたりまえに食べている

    ”お米”ができるまでのことを知るためにも、

    今年は田植機をあきらめ、

    手植えで植えていくことにしました。

     

    まず、なにもない田んぼの中で、

    苗を植えるラインを明確にするために、

    田んぼの両側に60cm間隔で基準棒を立て、

    ロープを張ります。

    その後、ロープにそって30cm間隔で、

    3〜4本の苗をひとつひとつ植えていきます。

    小雨が降りしきるなか、

    いまファームにステイしている、

    台湾からきた2人の女性も手伝ってくれました。

    田植機であれば1時間もあれば終わる田んぼですが、

    手植えで植えると約10倍の時間はかかりそうです。

    それでも、

    雨の中、もくもくと苗を植えていると、

    シトシトと田んぼに落ちる雨の音

    蛙たちの大合唱。

    小鳥たちのささやき。

     

    日常の生活の中では

    なかなか聴くことができない、

    自然の声を沢山聴くことができて

    気持ちがいいものです。

     

     

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