ファームにいる6頭のひつじ達の毛刈りは終わりましたが、刈った毛はそのままでは利用出来ないので、きれいにしてウールにしていく作業をします。
ひつじ達は麦わらのうえでくらし時には畑で草を食べたりするので、毛には、細かい麦わらや土汚れがついてること。
また、雨をはじくために、毛には油分が多いので、きれいに落としてしていきます。
まずは、ウールをネットのうえにひろげて、目につくゴミを1つ1つ除去していきます。
次ぐにウールをぬるま湯につけて、汚れを浮き立たせます。
このとき、ウールを乱雑に扱うとフェルト化してしまうので、やさしく扱います。
何度かぬるま湯を入れ替えてから、 高温のお湯に洗剤を少しいれて、汚れと油を落としていきます。
水を含んだウールは重くなるので、結構な重労働です。
最後に洗剤を、よくすすぎ、少し脱水機にかけてから、ネットにひろげて天日干しをします。
ここでも、細かなカスなどが付着しているので、ウールをほぐしながら1つ1つ手作業で取り除いていきます。
とても地味で地道な作業ですが、太陽のあたたかさと、春のそよ風を受け、ウールのやわらかい感触を感じながらする作業は、とっても、気持ちがいいものです。
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