君たちはどこで生きるのか?

みなさん、こんにちは。

心理カウンセリング空の関口剛史です。

少し前に吉野源三郎氏の「君たちはどう生きるか」という本が話題になりましたね。

私も読んだのですが、人間としての生き方や物の見方など、非常に参考になる本でした。

最近電車内を見ていると、スマホに没頭している人たちをよく見かけます。

その光景を目の当たりにすると、「君たちはどこで生きるのか?」と思うことがあります。

今回はそのことについて考えてみたいと思います。

目次

君たちはどこで生きるのか?

先日、フランス国営ニュースを視聴していたら、フランスでもスマホ依存が問題になっているとのことでした。

特に、幼少期からスマホに触れて育った子どもたちの言語能力やコミュニケーション能力の低下が見受けられると報じていました。

日本では子どもたちのスマホ依存についてのニュースはあまり見かけませんが、電車内を見ていると子どもも大人もスマホに没頭している人が多いように思います。

電車の扉付近で人々の出入りを気にせずにスマホを操作している人、満員電車の中でもスマホを見るためのスペースを確保している人、優先席に座ってスマホに夢中になっている若者。

スマホに没頭していると、自分の周りが見えなくなってしまいます。

電車の中や街角、家族との食事の時間など、さまざまな場面でスマホに夢中になり、周囲の人々や状況、自然や社会の変化に気づけなくなります。

思考と意識がどんどんスマホの中に引き込まれ、歩きスマホや自転車や車を運転しながらスマホを操作しても、それが現実的に危険だと感じなくなってしまいます。

スマホが手元にないだけで不安を感じるとスマホ依存かもしれません。

スマホ依存になると、スマホの中で生きているかのように感じ、スマホの中がリアルで現実がバーチャルに感じられるのではないでしょうか。

これからAIやメタバースなど、情報化社会が更に発展し、やがてデジタルの中だけで生活する人々が増える思います。

しかし、どんなにスマホやAIやメタバースが発展しても、私たちは現実の世界で生きています。

現実の世界から逃げることはできません。

食事をすること、電車に乗ること、電気・ガス・水道を使うこと、暖かい部屋があること、これらすべては現実であり、どこかで誰かが働いて支えているものです。

現実の社会が安定しているからこそ、私たちはスマホやメタバースを楽しむことができるのです。

その現実を忘れてスマホやメタバースの中で生きるのは危険です。

スマホやメタバースは、電力とネットワークが安定している状態で初めて使うことができます。

もし大地震が起こり、電力が途絶えたら、スマホやネットは使い物になりません。

そのときに、スマホの中から現実に戻ってきても、パニックになるだけでしょう。

そうならないためにも、私たちが生きているのは現実社会であり、スマホは必要な情報を得るためのツールに過ぎないことを認識しておく必要があると思います。

最近、電車の外を眺めている子どもを見かけなくなりました。

それは、流れる景色がつまらなくなったのか、それとも子どもが景色を楽しむことを忘れてしまったのか、どちらでしょうか。

最近の電車内を見ていると、「君たちはどこで生きているのか?」と問う時期に来ていると感じます。

まとめ

先日、映画「マトリックス」を観ました。

マトリックスでは、AIに人間が支配され、人間はAIが作り出した仮想区間で生活しています。

しかし、実際には人間がAIの電力源として飼育されているという設定でした。

この映画が公開された1999年に観た時「こんなことはありえない」と思いました。

しかし、2024年の現在を見ていると、AIに人間が支配されることはあり得るのかもしれません。

そのような状況を避けるためにも、私たちは現実社会でしっかりと生きていくことが重要だと感じます。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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