みなさん、こんにちは。
心理カウンセリング空の関口剛史です。
畑に蒔いた種から小さな芽が発芽していました。
暗い土の中から、明るい光を目指して小さな芽が出てくる光景は嬉しく感じるものです。
でも、芽を出す側はとっても勇気がいることだとも思います。
今日は「芽を出す勇気」について書いていきます。
芽を出す勇気
小さな種が発芽する光景は、とても力強く嬉しく感じるものです。
また、これからの実りにも期待がもてます。
人生にも芽を出す時期がありますね。
例えば、小学校に入るとき、社会人になるとき、転職をするときなど、何か新しいことをする時が芽生えの時期です。
自分が知らないこと、経験したことがない世界に芽を出すのは、ワクワクする反面、不安や恐れがあります。
また、芽生えのときは、根も浅く葉も小さいので、とても弱い状態です。
芽生えても、小さな葉が虫に食べられてしまうと、種の蒔き直しです。
種の蒔き直しも人生ではよくあることです。
ただ、蒔き直してから芽を出すときは、とても勇気がいることになります。
1回芽を出して失敗した経験と記憶が、心の中で不安や恐れを増幅させてしまうから。
私もうつ病になりひきこもりの状態から、再び社会に戻ろうとしたときも、とても怖く不安でいっぱいでした。もう、このまま家の中でひっそり生きていきたいという思いもありました。
でも、せっかく生きているのに、自分がどんな花を咲かせられるのか、この先どんな実りが待っているのかを知らないで、種のままで人生を終えてしまうのは、やっぱりもったいないという気持ちもありました。
最後は「失敗してもいいから新しいことをやってみよう」という気持ちで社会に復帰したことを今でも鮮明に覚えています。
社会に芽を出したときに、失敗や挫折をした人ほど、次に芽を出すことは、とても勇気がいることです。
自分を見失ってしまい、心に新しい種を蒔くこと、社会に芽を出すこと自体、無意味に感じてしまうこともあります。
でも、この先、どんな花を咲かせられるのか、どんな実りが待っているのかを知らないで、種のままで終わってしまうのは、やっぱりもったいないですよね。
何度、失敗してもいいから、どんな時でも心に新しい種を蒔いて、社会に自分という芽を出してみよう。
希望という光に向かって小さな葉を広げてみよう。
種を蒔いて芽を出さなければ、何もはじまらないのだから。
まとめ
経験したことがないことをはじめるときと、失敗したことを再びはじめるとき、失敗した経験を持っている方が、次のステップへ進むときに勇気を伴います。
特に、心が傷つくような失敗や経験をした場合、次へのステップは不安や恐れとの戦いになります。
社会に芽を出さなければ、これ以上、心が傷つくことはないでしょう。
でも、勇気を出して芽を出さなければ、未来の楽しみもないのかなと思います。
何度、失敗してもいいから、どんな時でも心に新しい種を蒔いて、社会に自分という芽を出して育てていきましょう。
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