その人の見た目よりも、その人の心を見るようにしよう

    みなさん、こんにちは。

    心理カウンセリング空の関口剛史です。

    「映える」という言葉が一般的になったように、最近は人からどう見られるか?を気にする人が多いのかもしれません。

    先日、少し見た目が怖そうで金髪の若い男性がホームに立っていました。

    彼の近くで、おばあさんが買い物カート引いて駅の階段を上ろうとしたとき、彼は「僕が荷物を上まで持って行きますね」と声を掛けていました。

    この光景を見たとき「その人の見た目よりも、心が大切だな~」と実感しました。

    今日は「その人の見た目よりも、その人の心を見るようにしよう」について書きます。

    目次

    その人の見た目よりも、その人の心を見るようにしよう

    この前は、少し派手な洋服を着た女性が、電車内で率先してお年寄りに「こちらの席をどうぞ!」と席をゆずっている光景を見かけました。

    その反対に、ビシッとスーツを着こなした男性が優先席に座り、お年寄りが前に来ても無視をしている光景も見かけました。

    少し派手な衣装を着ているだけで「遊ぶ人」だとか、金髪で目つきが怖そうなだけで「怖そうな人」、ビシッとスーツを着こなしているだけで「できそうな人」など、私たちは、その人の見た目で、その人のことを判断・評価して、勝手に決めつけてしまうことがあります。

    しかし、実際にはその人の見た目からは、その人の心はわからないものです。

    人の心は、日常の些細な出来事のなかで、フッとした瞬間の行いで表れるのだと思います。

    困っている人がいたらサッと手を差し伸べられる人

    周りをよく見ていて、直ぐに席をゆずれる人

    人からの見た目は気にしているけれど、周りに無関心で、自分のことだけを優先していしまう人

    社会にはいろいろ人がいますが、心が素敵な人が、人間として素敵な人になるのかなと思います。

    「映える」の言葉があるように、最近は人からどのように見られるか?を気にしている人が多いのかなと思います。

    人からの見た目ばかりを気にするから、自分はどんな人間でありたいか?が疎かになってしまい、些細な日常の中での心のあり方を忘れてしまう。

    人から良く見られたとしても、自分の心が荒んでいたのでは虚しいだけです。

    人間として素敵な心でいられるように、日々の些細な行いを大切にしていきたいと、改めて思いました。

    まとめ

    私も、ついその人の見た目で、その人ことを判断・評価しようとしてしまいます。

    駅での若い子の行いを見かけたときに「人の心は見た目ではわからない」と改め気づきました。

    日常の中でフッとした瞬間の行いに、その人の本心が現れると思います。

    他者かどのように見られるか?よりも、自分自身がどのような人間でありたいのか?を大切にしていきたいものですね。

    ここまでお読みいただきありがとうございました。

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