「ハイキング・カウンセリング」にいってきました。

みなさん、こんにちは。

心理カウンセリング空の関口剛史です。

5月は外で体を動かすには心地よい季節ですね。

先日、ライフ・カウンセリングを受けているAさんと「ハイキング・カウンセリング」に行ってきました。

悩んでいるとき、体を動かすのが億劫になってしまいますが、そういう時こそハイキングなどで自然の中で体を動かすことで、心が軽くなり相対的に悩みが小さくなります。

今日は「ハイキング・カウンセリング」についてご紹介します。

目次
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ハイクキング・カウンセリング

ライフ・カウンセリングを受けているAさんは、人生に少し行き詰まってしまい、何をするのも不安で、外に出るのも抵抗があって、自信を失ってしまいました。

5月は心地よい季節。

話し合いだけのカウンセリングではなく、たまには体を動かして五感を活性化させることも時として必要です。

そこで、ライフ・カウンセリングの一環として、Aさんと一緒に里山へハイキングに行くことにしました。

行き先は、埼玉県越生町の大高取山。

青空の下の東武東上線越生駅に到着。

山に向かって歩いて、新緑が残る山へ登りはじめます。

山の中腹からは関東平野がきれいに見えました。

木漏れ日のなか、いろいろなことを話しながら歩きました。

途中、急な上り坂。2人とも息を切らしながら登りました。

そして、大高取山頂上に到着。そこで食べるお弁当は格別です。

山を降りて、越生の里山を散策しながら駅に到着。

ハイキング・カウンセリングでは、普通のカウンセリングではできないような、お話がたくさんできました。

生きるとはハイキングみたいなもの

生きているといろいろなことがありますね。

ときには、人生に挫折したり、大きな悩みにぶつかったりして、進むべき道が先が見えなくなってしまうこともあります。

そういうときは、ぜひ自然のなかでハイキングでもしてみてください。

はじめて山に登るときは、目の前にそびえたつ山を見ると、登れるかなと不安になります。

それでも、1歩ずつ登り続ければ、途中から見える景色が変わっていきます。

ときには、急な登り坂があり「もう、無理」と思うことだってあります。

それでも、諦めずに1歩ずつ前にすすめば、必ず頂上にたどり着きます。

自分の足で頑張って登った分だけ、達成感をあじわえます。その分だけお弁当がおいしくなります。

そして、頂上からちっぽけな下界を見下ろすと、今まで小さな世界の中で悩んでいたことに気がつきます。

世界は広いと感じるだけでも、悩みは相対的に小さくなります

青空の下でお天道様を感じて、森林の中で体を動かすことで、五感は活性化され、心も体も心地よい状態になり、夜はぐっすりと眠れるものです。

Aさんには、そのことを実感してほしくて、ハイキング・カウンセリングにお誘いしました。

Aさんは、山に流れる風がとても心地よかったようです。

まとめ

一般的な心理カウンセリングは、狭い部屋の中でお話しするものですが、時には外にでて、体や五感をとおして自然を感じ、その心地よい状態を思い出すことも大事です。

心理カウンセリング空のカウンセリング目的は、その人がその人らしく生きていけるように、心を育てるサポートをすることです。

そのひとつとして、今回はハイキング・カウンセリングをしました。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

疲れた思考と心をクリアにしませんか?
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山と渓谷社が発行している登山専門誌「山と渓谷 2021年2月号」にコラムを掲載させていただきました。

単独登山でのお悩み相談から、「登山が心にもたらすもの」として、引きこもりだったA君との登山カウンセリングについて書いておりますので、「山と心」について興味がある方は、ぜひお買い求めください。

 

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