みなさん、こんにちは。
心理カウンセリング空の関口です。
前回の記事から続いてアメリカ・インディアンの言葉を借りて私が感じることを書いていきます。
“自然から離れたらこころが頑なになる”
私達の文明技術は凄いスピードで進歩をしています。
いつでもどこでもおいしい食事が食べられるようになり、いつでもどこでも誰かとつながっていることができるようになり社会はとても便利で効率的になりました。
でも、どこかで心の豊かさが失われているように感じます。
いつでもどこでもおいしものを食べられるから心から「いただきます」と感謝することができなかったり、いつでもどことでもネットワークでつながっていられるから現実でつながっていないことに「寂しさ」を感じてしまったり、便利で効率化ばかりを求めるからちょっとしたことでも「不便だ」・「面倒くさい」と思ったりしてしまいます。
私達の社会が豊かに便利になればなるほど自然界のエネルギーは消耗していきます。
いつでもどこでも食べられるために大量の食材が必要になり、いつでもどこでもつながっているために莫大の電力を消費し、便利で効率的になればなるほど人としての役割が少なくなっていく。
地球に見捨てられたら人は生き残れない
私達は人間と社会の利を追求してきました。そして、社会は豊かになりました。
それでも、人は心の充足感を感じられないのはどうしてでしょうか?
“人も自然、すべては関わりあっている”
”人に都合より自然の摂理を尊重する”
私達は、そろそろ社会の利を追求していくのではなく自然の理を尊重する必要があるのではないでしょうか?
“祖先の生き方に還るのは文化の後退ではない”
現代は便利で効率的な物資的に豊かな社会だからこそ、自然の中で不便で非効率的なことを体験することが大事なことだと私は思います。
“自然から離れたらこころが頑なになる”
この言葉を逆に捉えると“自然により添えば心はやわらくなる”になります。
自然と心を近づけていきましょう。
【参考文献】
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