田んぼの入水と代掻きも終わり、
いよいよ田植えの作業。
今年は田植機を借りて、
田植えをする予定だったのですが、
種まきのタイミングをミスしてしまい、
苗が必要以上に大きく育ってしまいました。
このサイズの苗だと田植機では扱えないこと。
また、田んぼのぬかるみも少し深いこと、
そして、なにより、
いつもあたりまえに食べている
”お米”ができるまでのことを知るためにも、
今年は田植機をあきらめ、
手植えで植えていくことにしました。
まず、なにもない田んぼの中で、
苗を植えるラインを明確にするために、
田んぼの両側に60cm間隔で基準棒を立て、
ロープを張ります。
その後、ロープにそって30cm間隔で、
3〜4本の苗をひとつひとつ植えていきます。
小雨が降りしきるなか、
いまファームにステイしている、
台湾からきた2人の女性も手伝ってくれました。
田植機であれば1時間もあれば終わる田んぼですが、
手植えで植えると約10倍の時間はかかりそうです。
それでも、
雨の中、もくもくと苗を植えていると、
シトシトと田んぼに落ちる雨の音
蛙たちの大合唱。
小鳥たちのささやき。
日常の生活の中では
なかなか聴くことができない、
自然の声を沢山聴くことができて
気持ちがいいものです。
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