「自分の力で不安を取り除けるようになりました」

みなさん、こんにちは。

心理カウンセリング空の関口です。

今回は『ライフ・カウンセリング』を受けたR.I様の感想をご紹介します。

R.I様は、漠然とした不安をいつも抱えており、その不安を和らげるために精神安定剤を服用されていました。

しかし、R.I様は薬で不安を和らげるのではなく、自分自身で不安を克服していきたいとのことで『ライフ・カウンセリング』を受けました。

『ライフ・カウンセリング』で約6ヶ月間、心を見つめなおした結果、R.I様は自分自身で不安を取り除けるようになり、精神安定剤の服用をやめることができました。

今回はR.I様よりいただいた『ライフ・カウンセリング』の感想をご紹介します。

自分の力で不安を取り除けるようになりました。(R.I様 50代 女性)

R.I様
心理カウンセリングで、自分自身でさえあまり正視したくない気持ちの内面をお話しすることに、最初は不安を感じていました。しかし、お会いした第一印象からして安心感を感じられたので、まず気持ちが楽になりました。

気さくな感じで無理を強いられることもなく、ゆっくりとお話しを聞いていただけたので、思っていること、疑問に思うことも素直に話すことができました。

疑問に思うことについては、丁寧に答えてくださいました。どんな時も、必ず紙に図式化して描いてくれるので、とてもわかりやすかったです。その紙をいただいて、日常生活の中で見返しながら、自分を少し冷静に客観的に見ることができました。

頭の中がたくさんの不安や考えで混乱して、とても辛いのにどうしていいかわからない状態の時、私の考えや不安をひとつひとつ並べて整理した上で、それに対してどう対応していけばいいのか、頭と心を落ち着かせて整理するのを手伝ってくれました。

真っ暗で不安がいっぱいの状態から抜け出す手助けをしていただけ、パニックにならずに済みました。

自分の心の中で迷子になった様な状態から、抜け出す道を見つけられるかもしれないと思えました。

2回目のカウンセリングで、ライフ・カウンセリングを終えるとき、自分は「どうなりたい」と思っているのかを明確にしました。

はじめてカウンセリングを受けたときは、不安でいっぱいで気持ちも考えも混沌としていて、どうなりたいかなんて考える余裕もなかったです。

毎日日記をつけることで、少しずつ自分が見えてきて・・・。でも、まだなんとなくだし、なりたい自分は漠然としているし、どうすればいいかもわからないのですが、少しだけ前進したのは感じられました。

今回も脈絡がない、とりとめもない話しを丁寧に聞いてくれて、ひとつひとつ話しあってくれました。

本当にしっかり向き合ってくれるので、自分の心のこんがらがった気持ちがほどけていくのを実感することができました。

3回目のカウンセリングでは、「心の展開図」を書きました。

悩みを書き出すことで漠然とした不安が明確になり、その悩みを解いた状態、こうありたいという自分像、そのための「はじめの1歩」としてやる事を書き出すことで、変化する自分がイメージできました。

カウンセリングで会話をしていくなかで「自分の本質的なものや心の中に隠れていた不安や疑問」が見えてきました。

話す前と後では明らかに自分の感じ方が違っていて、心の変化を実感できました。

根本的な不安の存在、それを解消するための「自分の土台」の必要性を認識できて、それが優先だと思いました。そのうえで「心の展開図」を改めて見ると、その展開図に書かれた悩みは「不安の枝葉」のように思えて、枝葉の悩みや不安を解消しても得られるものは「仮の安心」であることがわかりました。

残りのカウンセリングで、自分がどう変わりたいのかの方向性が見えた様で希望が持てました。

4回目のカウンセリングでは、「不安を自分の力で取り除けるようになりました。」

今まで不安な気持ちを薬や友達とのコミュニケーションで押さえ込んだり紛らわせたりしてきましたが、それは何の解決にもなっていませんでした。

私はいま50歳ですが、これから年齢的な衰えや、子供の独立などの家庭環境の変化など、対応せざるを得ない様々なことを受け入れながら、これから増すであろう不安に対処する術を知った事は、今後の人生を生き抜く為の大きな力になると思いました。

5回目のカウンセリングでは、目標を立てそれを達成するための具体的な事項を図に書き入れました。目標達成を登山に見立てたおもしろくわかりやすい図でした。

ライフ・カウンセリングを始めたときはワラをもつかむ思いでした。「助けてほしい」と思っていたような気がします。

今カウンセリングを終え、振り返ってみると「助けてもらう」のではなくて「自分で自分を助ける方法を教わった」のだと思いました。

これはとても大事なことだと思います。

助けを求める先が自分以外にある場合、その人なりその物なりに執着がうまれたり、不安になったりすることも考えられるし、何より不確実です。安心がありません。

でも、自分の中に「自分を助ける方法」があるのは、生きていくうえで大きな安心となり、前に進む勇気になります。これからの先の人生を見据えた時、カウンセリングで得たことは大きな財産になったと思います。

正直、カウンセリングの課題が億劫におもったこともありましたが(笑い)、ライフ・カウンセリングを受けて良かったです。

目次

「助けてもらう」のではなくて「自分で自分を助ける方法を教わった」

SEKIGUCHI

ライフ・カウンセリングをはじめたとき、R.I様の心は不安でいっぱいでしたね。

そして、その不安を解消するために、精神安定剤を飲んだりお友達とのコミュニケーションを交わしたりして紛らわそうとしていました。確かに、精神安定剤を飲んだ後やお友達とお話しているときは不安は和らぎます。

しかし、それは対処療法であって根本的な問題解決にはなっていませんでしたね。

人間は多かれ少なかれ誰もが不安を抱えています。

ライフ・カウンセリングでは、その不安を恐れるのではなく、不安があることを受け入れながら、不安を解消するために具体的な行動に落とし込んでいきました。

その結果、4回目のカウンセリングで「不安を自分の力で取り除けるよう」になりましたね。

不安をコントロールできるようになってから、R.I様の表情が明るくなり、難しいことがあってもパニックにならずに落ち着いて自分としての答えを考えられるようになれましたね。

そして、ライフ・カウンセリングや課題をとおして自分自身と向き合ったからこそ「自分で自分を助ける方法」が見つかったのだと思います。

素敵な感想ありがとうございました。

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