昨日も小雨が降るなか、
前日に刈られた麦藁をあつめました。
麦畑はすぐに田んぼに変わるので、
麦藁あつめは
麦畑に田んぼ用の水が入る前の
最優先の仕事になります。
ファームも夏野菜の準備、田植えなど、
決してゆとりがある時期ではないのですが、
総出で麦藁あつめをしています。
なぜ、そうまでして、
麦藁をあつめると思いますか?
それは、
麦藁は、動物の餌・床敷に使ってから、
堆肥に積むと良い土が作れること。
畑で果菜類の敷き藁にすれば、
夏場の水分保持・雑草抑制・地温抑制、
更に優良微生物は増えること。
そして、最後に、
麦藁は有機物として畑の土として還っていきます。
ファームでは麦藁はとても大切な資源なのです。
麦藁あつめは人手がかかる仕事ですが、
麦藁を自然界の循環のなかで有効活用するために
とても大切な仕事です。
自然の循環を活かそうとすると、
どうしても人手がかかります。
でも、それが本来の人の営みだったのでは?
と麦藁を集めながら感じるものです。
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