麦藁をあつめる理由

昨日も小雨が降るなか、

前日に刈られた麦藁をあつめました。

麦畑はすぐに田んぼに変わるので、

麦藁あつめは

麦畑に田んぼ用の水が入る前の

最優先の仕事になります。

 

ファームも夏野菜の準備、田植えなど、

決してゆとりがある時期ではないのですが、

総出で麦藁あつめをしています。

 

なぜ、そうまでして、

麦藁をあつめると思いますか?

それは、

麦藁は、動物の餌・床敷に使ってから、

堆肥に積むと良い土が作れること。

畑で果菜類の敷き藁にすれば、

夏場の水分保持・雑草抑制・地温抑制、

更に優良微生物は増えること。

そして、最後に、

麦藁は有機物として畑の土として還っていきます。

ファームでは麦藁はとても大切な資源なのです。


麦藁あつめは人手がかかる仕事ですが、

麦藁を自然界の循環のなかで有効活用するために

とても大切な仕事です。

 

自然の循環を活かそうとすると、

どうしても人手がかかります。


でも、それが本来の人の営みだったのでは?

と麦藁を集めながら感じるものです。

 

疲れた思考と心をクリアにしませんか?
オンラインカウンセリング

Pickup

山と渓谷社が発行している登山専門誌「山と渓谷 2021年2月号」にコラムを掲載させていただきました。

単独登山でのお悩み相談から、「登山が心にもたらすもの」として、引きこもりだったA君との登山カウンセリングについて書いておりますので、「山と心」について興味がある方は、ぜひお買い求めください。

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次